サヨナラ打の瞬間雄たけびを上げるA・ジョーンズ(写真提供=Getty Images)現地時間3月10日(金)に「2017 WORLD BASEBALL CLASSIC™」1次リーグプールCがマーリンズボールパーク(アメリカ・フロリダ州)で行…

サヨナラ打の瞬間雄たけびを上げるA・ジョーンズ(写真提供=Getty Images)

現地時間3月10日(金)に「2017 WORLD BASEBALL CLASSIC™」1次リーグプールCがマーリンズボールパーク(アメリカ・フロリダ州)で行われ、初優勝を狙うアメリカが初戦を迎え、初出場のコロンビア相手に延長10回3対2でサヨナラ勝ちをおさめた。

先制をしたのは、今大会がWBC本戦初出場となるコロンビア。5回表、2アウト2塁のチャンスを作ると、A・サンチェス(ナショナルズ傘下)が、センターへの2ベースを放ち先制。続くM・ラモス(ロイヤルズ傘下)もレフト前タイムリーで続き、リードを2点とした。

追うアメリカは6回裏、2アウトからサンフランシスコ・ジャイアンツの正遊撃手で2016年ゴールドグラブ賞のB・クロフォードがライト前ヒットで出塁すると、昨年28本塁打のデトロイト・タイガース攻撃型二塁手のI・キンズラーもレフト前ヒットで続き、チャンスメイク。このチャンスに、メジャー通算225本塁打、ボルティモア・オリオールズの主砲 A・ジョーンズが、レフトへタイムリーツーベースで1点を返す。続くコレラド・ロッキーズで2015年2016年の2年連続でホームラン、打点の二冠王に輝いたN・アレナド、が執念の一塁へのヘッドスライディングを見せる振り逃げで、アメリカ代表が同点に追いついた。

試合は、両チーム譲らず、このまま延長に突入し、10回裏アメリカ代表の攻撃。コロンビアのマウンドには9回裏から登板の元横浜ベイスターズのG・モスコーソ。最後は、2アウト2・3塁のチャンスに、A・ジョーンズ(オリオールズ)がセンターへタイムリーヒット。初優勝を狙うアメリカ代表がサヨナラ勝ちで、辛くも初戦を飾った。