オリンピックというイベントでは、数々の忘れがたい瞬間が生まれる。テニスの世界ランキング25位、25歳のカレン・ハチャノフ(ロシア)も、「東京オリンピック」(日本・東京/7月24日~8月1日/ハードコート)でそんな瞬間を生み出せればと望んでいる。ITF(国際テニス連盟)公式ウェブサイトが報じている。【動画】サッカーテニスを楽しむハチャノフとルブレフ【マッチハイライト動画】ハチャノフ vs 錦織/全仏オープンテニス2021 2回戦

「僕はまだオリンピックに出場したことがない。これは僕にとっても、祖国にとっても、本当に特別なイベントであることは確かだ」とハチャノフ。

スポーツは他の何にもできないようなやり方で、人々の心を一つにすることができる。ハチャノフは子供の頃に見たオリンピックでの素晴らしい瞬間を、今も鮮明に覚えている。

「何度も家族と一緒に、冬のオリンピックも、夏のオリンピックも、みんなでテレビで見たよ、ロシアの選手たちを応援しながら。今でもはっきり目に浮かぶ」

ハチャノフは優勝候補とは目されていないかもしれないが、十分な実力があり、また大会のコンディションも自分に合っていると考えている。「サーフェスは我々が一番よく使うハードコートで、屋外ハードコートを僕が一番得意としていることはみんな知ってる。かなり暑いけど、それは誰にとっても同じだ。いい一週間になるといいな」

またハチャノフはシングルスでも自己最高ランキング8位の実力者だが、シングルス世界7位のアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と組んでダブルスにも出場する。実はこの2人は2019年の「デビスカップ」決勝ラウンドで、シングルスもダブルスもすべて2人だけで戦い、準決勝まで勝ち進んだ猛者たちなのだ。

「東京オリンピック」でのハチャノフは、第12シードとして臨むシングルスでは初戦で西岡良仁(日本/ミキハウス)と対戦。第6シードとして挑むダブルスではラジーブ・ラム/フランシス・ティアフォーというアメリカ組との1回戦が控えている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2020年「ATP500 サンクトペテルブルク」でのハチャノフ

(Photo by Mike Kireev/NurPhoto via Getty Images)