【U24日本代表vsスペイン代表 7月17日】 手さぐり状態にも見えた試合の流れに光を放ったのは堂安律だった。42分、…
手さぐり状態にも見えた試合の流れに光を放ったのは堂安律だった。42分、堂安は左サイドを突破した久保建英からのボールをドンピシャの左足で振り抜いた。久保がいい形で抜け出して送ったクロスだった。
「意識していた。シュートを1本も打っていなかったので、思いっきり打ってみよう」
4試合連続のゴールになったが、堂安はスペインとの力の差をピッチで感じていた。
「10番はボクに緊張感を与えてくれる番号で、それがボクの成長を手助けしてくれたらと思っているけれど。ボクの10番像はもっと良い10番像。それにはまだまだ程遠い。期間中に少しでもその10番像に近づきたい」
■ドローだったが多くを学べた
スペインの指揮官ルイス・デ・ラ・フェンテは冨安健洋に注目していた。スペインの攻撃を何度も止めるその姿にアクションも大きくなった。マルコ・アセンシオ(レアル・マドリード)やダニ・オルモ(ライプツィヒ)もいやな表情を見せた。
結果的には追いつかれたが、五輪本番前の最後の試合を終えた森保一監督は場内を回って観客の声援に応えた後、語った。
「がまん強い戦いの中で前半にチャンスを作ることができて、1-0とリードすることができたのかと思う。押し込まれる時間も長くあったが、粘り強く戦いながら得点のチャンスをうかがう試合をしてくれた。
コンパクト・ブロックの中から相手の攻撃を制限してボールを奪う、相手が非常に嫌がるということ、それを我々の武器として試合に生かせるということを強豪スペイン相手に選手にも感覚として持ってもらえたのかなと思う」