U-24日本代表のMF板倉滉(フローニンヘン)が、難敵相手に善戦した東京オリンピック本番前最後の一戦を振り返った。 U-…

U-24日本代表のMF板倉滉(フローニンヘン)が、難敵相手に善戦した東京オリンピック本番前最後の一戦を振り返った。

U-24日本代表は17日、ノエビアスタジアム神戸で行われたキリンチャレンジカップ2021でU-24スペイン代表と対戦し、1-1のドローに終わった。

12日に行われたU-24ホンジュラス戦を3-1で勝利した日本は、東京五輪本大会前最後の一戦で金メダル候補の格上と対戦。

試合を通して相手にボールを握られて押し込まれる苦しい戦いを強いられたが、前後半で大幅にメンバーが入れ替わりながらも78分にMFカルロス・ソレールに決められた1失点のみと守備の粘りを見せた。

逆に、前半終了間際の42分にはそこまでなかなか決定機を作れなかった中、MF久保建英(レアル・マドリー)とMF堂安律(PSV)の見事なコンビネーションで先にゴールをこじ開けるなど、本大会に向けて多くの収穫を得る一戦となった。

このスペイン戦で先発フル出場を果たした板倉は同試合後、オンライン会見に出席。失点を喫した時間帯の戦い方を悔やみつつも、五輪本番に向けてこういった展開の試合を経験できたことをポジティブに捉えている。

「(スペインは)巧かったです。やっぱり、クオリティが高いですし、一人一人のポジショニングの取り方がすごく賢いなと感じました。結果はこうやって1-1で終えることができましたが、できれば後半もう少し踏ん張って1-0で終れれば良かったのかなと思います。本選でもこういう試合はありますし、それをここで経験できたことはすごくポジティブなことだと思っています」

また、所属クラブでシーズンを終えて以降、久々のフル出場となった点に関しては、自身のコンディションの向上を実感。

「コンディションは徐々に上がっていますし、90分やれたことによって次の本選に向けて間違いなくコンディションはより上がってくると思いますし、ベストな状態でやれると思っています」

また、本大会に向けてはオーバーエイジ枠のMF遠藤航(シュツットガルト)の相棒のポジションを競っている板倉は、自身の持ち味を幾度も見せたこの試合でのパフォーマンスに手応えを感じている。

「(出足鋭い潰しは)個人としても狙っていた部分ですし、それが自分の強みでもあるので、特に入りのところで相手がどういう形で入ってくるかはわからなかったですが、隙を突くというか、常に相手のミスを誘っていくという姿勢は見せないといけないと思って試合に入りました。その中で何度か奪えたシーンはあったので、そこは良かったです」

「ただ、後半のようにああやって押し込まれたときに、相手が良いポジショニングでワンタッチでのパスを回している際には中でもう少しボールを奪取してマイボールにできれば、さらに良かったのかなとは思います」

「練習から常にやってやるぞという気持ちは持っていますし、僕自身にとってこのゲームは非常に重要な試合だったので、入りから勢いを持ってエンジン全開でプレーしました。それをやり続けることが大事ですし、本選は総力戦になるので、いつ出番が来ても自分のパフォーマンスができるようにと心掛けてやっていきたいなと思います」