関東オークスでケラススヴィアの三冠を阻み、優勝したウェルドーンの参戦で、初の牝馬Vを決めるかに注目が集まっている今年…
関東オークスでケラススヴィアの三冠を阻み、優勝したウェルドーンの参戦で、初の牝馬Vを決めるかに注目が集まっている今年の3歳ダート頂上決戦ジャパンダートダービーが発走します。ここでは、オッズ的には上位陣混戦のGIで、netkeibaオリジナルのビッグデータを活用したAI競馬予想が弾き出した、激走注目馬を紹介します。
中央からトライアル勝ち馬が3頭。兵庫CSで重賞初制覇のリプレーザに、関東オークスで人気に応えて3連勝の牝馬ウェルドーン、そして大混戦のユニコーンSをキレ脚で突き抜けたスマッシャー。牝馬初Vはあるのか、中央の実績馬が勝つのか、あるいは東京ダービー組の南関馬が飛び込むのか。
レースのペースを予測し、各馬の脚質・各馬の最終走破タイムを算出。走破タイムの速い順に印を打つAIが、netkeibaが保有するすべてのレース情報を読み込んだ上で弾き出したのは、スマッシャーでした。
【netkeibaAIの注目馬】
馬名:スマッシャー
鞍上:坂井瑠星
総合指数:69.72 (全13頭中1位、2位は61.29)
デビュー戦は芝での出走だったものの、2戦目以降はダートで戦ってきたスマッシャー。転向初戦こそ11着と大敗したものの、全7戦して[3-2-1-1]と馬券を外したのはその一度のみ。前走ユニコーンSで重賞初制覇し、ここに進んできました。
その前走は雨の影響が残った馬場で前半600mが34.0秒というハイペースの展開。中団から直線で先に抜け出したサヴァを捉えてレースレコードでの勝利でした。ダートではこれまで1400m以下の距離のみを使ってきた中で、距離延長で結果を残したことから陣営も「さらに距離が伸びても良い」と見立てています。
直近の4走はすべて上がり最速と直線のキレ脚が強みのスマッシャーだけに、大井ならその強みを発揮できるコースです。本日も重馬場見込みで、今の大井の高速馬場もこの馬にとってはメリット。
管理するのは昨年新規開業の吉岡辰弥厩舎。名門・角居厩舎で経験を積んだ期待の若手調教師です。厩務員時代には、サートゥルナーリアをはじめ活躍馬のほとんどを担当したという師。開業1年目に14勝を挙げ、賞金2.4億円を獲得。今年も現時点で20勝を挙げ収得賞金は3.2億円まで積みあがっている状況で、すでに若手厩舎の筆頭として認識されている斉藤崇史厩舎の1年目1.4億円、2年目2.9億円という流れと比較しても相当早く、ブレイクの可能性はかなり高いでしょう。
その調整過程としては、前走後は在厩調整の後、7日にCWで併せ馬を消化。前走同様ラスト重視で追走から先着の内容。直前は10日の坂路で57.4秒-12.8秒と、馬なりで軽快な動きを見せていて順調な様子です。
そもそもユニコーンSのウイナーは2015年のノンコノユメ以来、6年連続で後にGI馬となっています。それだけレベルが高いレースで、スマッシャーもその仲間入りとなる可能性は大きいとみます。