■7月12日/キリンチャレンジカップ U-24日本代表ーU-24ホンジュラス代表(ヨドコウ桜スタジアム) 日本代表がホン…
■7月12日/キリンチャレンジカップ U-24日本代表ーU-24ホンジュラス代表(ヨドコウ桜スタジアム)
日本代表がホンジュラスを相手に3-1の快勝を飾った試合で大きな存在感を放ったのが田中碧だ。相手ボールホルダーに素早く寄せ、ボールを奪い、配球して、ということを繰り返した。パスを要求する場面もとても多く、ボールタッチが多かった選手だ。
さらに、常に「指示」も出し続けた。ピッチ全体を見渡しながらGK谷晃生にビルドアップのタイミングを出していた姿などは、“ピッチ上の監督”と呼ぶにふさわしいものだった。森保一監督は、田中が途中交代でピッチを去ったあとに、「もっと後ろから声を出して!」と残った選手たちに指示を送ったことからも、絶大な信頼を得ていることがうかがえる。
その田中の指示は、試合後にも表れた。試合終了のホイッスルが鳴って選手たちがピッチ上に出ると、田中は板倉滉のもとへ。2人は川崎ユース出身でトップチームでもチームメイトだったから、冗談でも飛ばすのかと思われたが、田中は身振り手振りで板倉に“動き方”を解説。相手のプレッシャーを受けた際の動きと思われるものから、ボールの出す方向と思われるものまで、多彩に解説をし始めたのだ。
■身振り手振りが止まらない!
2人が特別な関係だからこそ田中も解説を続けたと思われるが、とにかく止まらない。間に選手全員での集合写真も挟んだが、それも終わるとすぐに身振り手振りが再開。途中、冨安健洋らが会話に混ざったものの、結局は2人が残った。
ロッカールームに引き上げる際も会話が続いたままだったが、途中、話す田中を横目に板倉がサポーターに向かって手を振り始めると、田中は「おい!」と突っ込んだかは分からないが、そんなツッコミを思わせるジェスチャーを取った。その後は、田中も観客に向かって手を振り、引き上げたのだった。
この試合には間に合わなかったものの、間もなく三笘薫と旗手怜央も合流する。川崎勢が多くなった中で、田中の存在感はますます大きくなりそうだ。