開幕が迫る第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。1次ラウンドのプールBで侍ジャパンと同組となった中国代表に日本の誇る天才打者・イチローを心酔する若手内野手がメンバー入りしている。ESPNが報じている。■イチローに心酔する中国代…

開幕が迫る第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。1次ラウンドのプールBで侍ジャパンと同組となった中国代表に日本の誇る天才打者・イチローを心酔する若手内野手がメンバー入りしている。ESPNが報じている。

■イチローに心酔する中国代表21歳…元マ軍監督の指揮官「素晴らしいスイング」

 開幕が迫る第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。1次ラウンドのプールBで侍ジャパンと同組となった中国代表に日本の誇る天才打者・イチローを心酔する若手内野手がメンバー入りしている。ESPNが報じている。

 中国代表を率いるのはフィリーズの捕手コーチを務めるジョン・マクラーレン氏。2007年と08年にマリナーズの監督を務め、当時イチローを指導した65歳の指揮官は、オリオールズのマイナーでプレーする21歳のシュ・グイウェン内野手をメンバーに選出した。

 昨季ルーキーリーグで打率.247、出塁率.271と優れた結果を残せなかったシュだが、敬愛してやまないレジェンドがいるという。記事では「ニックネームはイッチィだ。なぜなら、イチロー・スズキへの賛美からだ」とレポートしている。

 左投げ左打ちの内野手がWBCで背負う番号は“本家”と同じ「51」。ここにもベテラン外野手への思いがうかがえる。

■マクラーレン監督も認める才能…「彼がチームにいることに非常に満足」

 記事によると、マクラーレン監督は“中国のイチロー”の才能を認めているという。

「彼はとても素晴らしいスイングの持ち主だ。若かりし頃のデビッド・ジャスティスを彷彿させるね。我々は彼を非常に高く評価している。若者にとって、ベテランとの対戦は大きなチャレンジとなるだろう。彼がチームにいることに非常に満足している」

 指揮官は記事の中でそうコメントしており、3度のオールスター出場を誇る好打者を引き合いに出して高く評価している。

 レジェンドに魅せられた中国代表の有望株は侍ジャパン相手にどんなプレーを見せるのだろうか。