第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で2大会ぶりの世界一を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は3日、壮行試合で阪神と対戦し、2-4で敗れた。これで今季始動後の実戦は1勝3敗となり、WBC前は負け越しが決まった。■本番へ「とことん…
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で2大会ぶりの世界一を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は3日、壮行試合で阪神と対戦し、2-4で敗れた。これで今季始動後の実戦は1勝3敗となり、WBC前は負け越しが決まった。
■本番へ「とことん突き詰める」
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で2大会ぶりの世界一を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は3日、壮行試合で阪神と対戦し、2-4で敗れた。これで今季始動後の実戦は1勝3敗となり、WBC前は負け越しが決まった。
この日は先発の武田翔太投手(ソフトバンク)が2回3失点と乱調。中田翔内野手(日本ハム)が追撃の本塁打を放つなど、一時は1点差に迫ったが、終盤に突き放された。強化試合は残り1試合。5日のオリックス戦を経て、7日のWBC1次ラウンド初戦、キューバ戦に挑む。小久保監督は試合後、収穫と課題を語った。
以下が小久保監督の主な一問一答。
――終盤に点が取れず敗戦
「まあ簡単に言えば、2回3失点だったんで追い上げる形になってしまったけど、武田は前回のホークス戦よりは悪かったなと思う。ただその後の投手陣は、1点は取られたけど、牧田にしろ平野にしろよかった」
――武田が悪かった点は?
「ストライク、ボールがはっきりしていた。ストライクを取りにいったボールを結果的に打たれた。もう次は彼が投げるのは本番。いい方向にもっていけるように」
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――前回打たれた牧田投手は短い期間で調整した。
「2番手以降のピッチャーはよかった。試合がこういうシチュエーションになって、ある程度の登板順序は付けられましたけど、今日はブルペンには臨機応変に代わることがあると伝えていた」
――打線は阪神をうまくとらえきれなかった。
「おそらく金本監督の配慮で外国人投手をつぎこんでくれたと思う。いいピッチャーばかり出てるんでそう点は取れないけど、山田の状態がこの間のホームランから少しよくなってきたのがいい傾向。あと翔に一本ホームランが出た。あとは青木。センター前ヒットありましたけどその後1、2塁であえてバント指令を出さずにどんなバッティングをするのか見てみたかった」
――5日のオリックス戦は?
「勝ちにこだわってというのもあるけど7日に向けていいコンディションに持っていけるようにして、あとは選手に言ってるのは準備段階が次の試合で終わり。本番で思い切って開き直らないといけない場面が出てくると思う。その開き直れる権利を得るためにも準備の段階でとことん突き詰めようという話はした」