旧姓・広田レジーナさくら vs 桃野美桜 vs 高瀬みゆき。稲葉ともかの欠場により、急遽決定した3選手による巴戦。当初、稲葉戦が不戦勝となり高瀬と桃野が2点を獲得。しかし高瀬が不戦勝による勝ちを不服とし2点を返上。桃野も同様の行動に出る。稲…

旧姓・広田レジーナさくら vs 桃野美桜 vs 高瀬みゆき。稲葉ともかの欠場により、急遽決定した3選手による巴戦。当初、稲葉戦が不戦勝となり高瀬と桃野が2点を獲得。しかし高瀬が不戦勝による勝ちを不服とし2点を返上。桃野も同様の行動に出る。稲葉を除く3人は2点で並び、巴戦で決着をつけることになった。

 

ポテンシャル・ブロック優勝決定三つ巴戦(時間無制限1本勝負)

試合前、旧姓・広田レジーナさくら、桃野美桜、高瀬みゆきの3人で抽選が行われ、その結果、初戦は桃野 vs 高瀬に決まる。

【三つ巴戦 まさかの得点返上! 急遽決定6.29蕨】→https://www.010-sports.jp/archives/1606

桃野vs高瀬は、6.1新宿大会で行われたカード。その際、桃野が辛くも勝利。高瀬にとって雪辱戦となる。

【プロレスリングWAVE 6.1新宿大会 桃野美桜 vs 高瀬みゆき】→https://www.010-sports.jp/archives/1269

①桃野美桜 vs 高瀬みゆき

現在、センダイワールドタッグ王者である桃野。ベルトを腰に巻き入場。そのベルトを外すや否や高瀬に襲いかかる。初戦でも感じたことだが、この2人の戦いは技と技の攻防以上に、感情と感情がぶつかり合う戦いだ。「2連勝しなければブロック優勝できない」というルールを忘れたかのように両者、激しくフォアアームを叩きつける。

6月、桃野はCATCH THE WAVE参戦以外にも6.13大田区GAEAISMメインイベントや6.27仙女タッグタイトル挑戦等、ビッグマッチに出場することが多かった。その疲れを見せることなく全力で高瀬にぶつかっていく。

試合は、桃瀬が高瀬のラリアットをかわし低空ドロップキックからJKボムで勝利した。

○桃野美桜(13分15秒、JKボム→エビ固め)高瀬みゆき●

②旧姓・広田レジーナさくら vs 桃野美桜

急かすように試合のゴングを要求した広田。2連勝しなければいけない三つ巴戦のため、次の高瀬戦を見据え短期決戦を狙う。だが短期決戦を狙っているのは広田だけではない。体力に自信があるとは言え2試合目を迎える桃野はドロップキックからラ・マヒストラルと広田を攻める。対する広田はワキ固めや三角絞めなどジワジワと桃野のスタミナを奪う。

桃野が勝てば桃野のブロック優勝、広田が勝てば高瀬戦。高瀬はリングサイドで落ち着かない様子で観戦している。

【プロレスリングWAVE 6.8蕨 旧姓・広田レジーナさくら vs 桃野美桜】→https://www.010-sports.jp/archives/1432

6.8蕨大会で、広田に破れている桃野。ここは勝ちたいところだが巴戦の戦い方を熟知していたのは広田だった。桃野のフットスタンプを耐えると、最後は夜叉ロックが決まり桃野無念のギブアップ。広田がブロック制覇に王手をかけた。

◯旧姓・広田レジーナさくら(14分23秒、夜叉ロック)桃野美桜●

③旧姓・広田レジーナさくら vs 高瀬みゆき

6.14蕨大会では、制限時間の15分ギリギリのところで高瀬が広田から勝利している。

【プロレスリングWAVE 6.14蕨 旧姓・広田レジーナさくら vs 高瀬みゆき戦】→https://www.010-sports.jp/archives/1576

桃野が破れ、ブロック優勝の可能性を残した高瀬は、開始早々広田にランニング式ラリアットを連発。一気に勝負に出る。

すぐに広田も反撃、DDTからシャイニング・ウィザードでカウント2。だが桃野戦のダメージが残り踏ん張りがきかない。高瀬のラリアット3連発からのダイビングギロチンドロップは返したものの、ロープに走る広田を高瀬がラリアットで迎撃しジ・エンド。高瀬が本日2度目の桃野戦に駒を進めた。

○高瀬みゆき(5分49秒、ラリアット→エビ固め)旧姓・広田レジーナさくら●

④桃野美桜 vs 高瀬みゆき

ともに3試合目となる両者。1試合目と同じように奇襲を仕掛ける桃野、丸め込みでカウント3を狙う。対する高瀬は腕ひしぎ逆十字で桃野を捕らえ体力を奪うと、フラフラになり立ち上がる桃野にランニング式ラリアットを2連発。そしてフェニックスロック(グラウンドの変形卍固め)で捕獲。たまらずリング下にエスケープする桃野。ともに3試合目の戦い、体力は限界を超え気力だけで戦う2人。

リング上フォアアーム合戦、フラフラになりながら「桃野!」「高瀬!」とお互いの名前を叫び、相手の胸にエルボーを叩きこむ。高瀬が桃野に逆水平チョップを連発すれば、桃野は倒れた高瀬にフットスタンプを6連発。

最後は丸め込みの応酬が続き、桃野がラ・マヒストラルを狙うが、それを切り返し高瀬は全体重を乗せフォール、カウント3。高瀬がポテンシャル・ブロック優勝を果たした。

○高瀬みゆき(8分12秒、エビ固め)桃野美桜●

<インフォメーション>

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取材・文/小宮 登 編集/大楽 聡詞

写真提供/プロレスリングWAVE