過去10年で牝馬は[3-2-4-11]の好成績を挙げ、複勝率45.0%の高い数値を記録しています。しかも近5年に限れ…

 過去10年で牝馬は[3-2-4-11]の好成績を挙げ、複勝率45.0%の高い数値を記録しています。しかも近5年に限れば3勝の大活躍。当然、今年も5頭参戦する牝馬には細心の注意が必要です。ただし逆にいえば、確率的にはそのうち半数以上は凡走しているということ…。

 ここでは、そんなジャッジの参考にしていただきたい宝塚記念の消去条件のうち1つを公開します。

【条件:前走天皇賞・春で3着以内の5歳以上馬】
■実績:[0-0-0-11]
■複勝率:0%
■該当馬:カレンブーケドール
(過去の主な該当馬:17年キタサンブラック1人気9着、15年ゴールドシップ1人気15着、カレンミロティック5人気13着)
■解説:過去10年で最多の4勝を挙げている天皇賞(春)組だが、そこでの着順は連動しない。3着以内だった馬が[0-0-2-14]なのに対して、4着以下が[4-3-1-17]と巻き返しているからだ。もちろん、3200mからの一気の距離変更による適性のちがいもあるだろうが、前年の宝塚記念3着の17年キタサンブラックが1人気9着、連覇を果たしていた15年ゴールドシップが1人気15着をみると、長距離戦を好走した反動が大きいのではないか。そのため例外は、体力的な余力があると考えられる4歳馬(過去10年で5頭が該当して3着2頭、4着2頭)だけと考えたい。※データは過去10年間を対象

 上位人気と予想されるカレンブーケドールが消去データに該当しました。関連の強い有馬記念で5着の実績にくわえ、前走の天皇賞(春)では、今回と競馬場もおなじでコース形態も似ている(2周目内回りコース)阪神3200mで3着。さらに2200m戦もGIIで2戦して2着2回と、適性の高さは疑いのないところです。ただし、体調面での不安から本来の力を発揮できない可能性があるとみます。シーズン最終盤の一戦だけに、疑ってみる手もあるのではないでしょうか。