写真提供=Getty Images侍ジャパンの則本昂大(楽天)が26日、今強化合宿で自身2度目のブルペン入り。力のこもった計35球を投げ込み、28日の壮行試合・台湾プロ野球選抜戦(ヤフオクドーム)の先発登板へ向けて万全の態勢を整えた。「最初…

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侍ジャパンの則本昂大(楽天)が26日、今強化合宿で自身2度目のブルペン入り。力のこもった計35球を投げ込み、28日の壮行試合・台湾プロ野球選抜戦(ヤフオクドーム)の先発登板へ向けて万全の態勢を整えた。

「最初はちょっとズレがありましたけど、修正できたので良かったと思います。あとはキャッチャーとのコミュニケーションだけ。自分だけでできることはやってきた」と則本。合宿2日目(24日)の40球よりも球数自体は少なかったが、細かなコントロールを修正しながら切れ味抜群のボールを投げ込み、自ら「もう1球!」と“おかわり”したラスト1球に渾身のストレートを投げ込むと、自然と笑みがこぼれた。

WBC本大会では先発&救援とフル回転が期待されているが、自身の役割については「深くは考えていない。与えられたところで自分の力を出すだけ。全力投球するだけです」とキッパリ。同時に「緊張感はありますけど気負いはない。リラックスして本番に臨めたらと思います」と自信の表情を見せた。まずは28日のマウンドで“エース級”のピッチングに期待したい。