レフトに鮮やかな流し打ちを見せた四番・筒香写真提供=Getty Images侍ジャパンの筒香嘉智(DeNA)が、今年初の実戦となったソフトバンク戦に「4番・レフト」で先発出場。初回の第1打席で「自然と向こう(逆方向)に行った」とレフト前へク…

レフトに鮮やかな流し打ちを見せた四番・筒香


写真提供=Getty Images

侍ジャパンの筒香嘉智(DeNA)が、今年初の実戦となったソフトバンク戦に「4番・レフト」で先発出場。初回の第1打席で「自然と向こう(逆方向)に行った」とレフト前へクリーンヒットを放つと、第2打席、第3打席と連続四球。全3打席出塁の貫禄の働きをみせた。
「今の段階では順調かなと思います。ボールも沖縄にいた時よりもだいぶ合ってきた。このまま続けられればと思う」と筒香。“侍の4番”という大役に、小久保裕紀監督から「どっしりと思い切ってやってくれ」と声をかけられると、その言葉通りに焦ることなくボールを見極め、4番としての風格を漂わせた。
来月7日から始まるWBCへ向けて、「課題というよりは、いい準備をするだけです」と自信たっぷりの筒香。この日の試合後には、小久保監督も改めて「基本、クリーンアップはいじらない」と明言。4安打完封負けに打線全体として課題は残した侍ジャパンだったが、「4番・筒香」に心配はいらなさそうだ。