3安打と一人気を吐く菊池写真提供=Getty Images侍ジャパンの今年初実戦となるソフトバンクとの練習試合に「2番・セカンド」で先発出場した菊池涼介(広島)が、3安打猛打賞と気を吐いた。 「久しぶりの実戦でしたけど、やってきたことが少し…

3安打と一人気を吐く菊池


写真提供=Getty Images

侍ジャパンの今年初実戦となるソフトバンクとの練習試合に「2番・セカンド」で先発出場した菊池涼介(広島)が、3安打猛打賞と気を吐いた。
 「久しぶりの実戦でしたけど、やってきたことが少しずつ出た。いい感じだなという手応えがあった」
 初回の第1打席、相手先発・東浜巨の3球目、135キロのストレートを捉えてセンター前へのクリーンヒットを放つと、3回の第2打席では2球目の変化球にバットを合わせて再びセンター前へ抜けるヒット。6回に回ってきた第3打席では4番手の嘉弥真新也の初球をまたもセンター前に弾き返した。
 6回にけん制死、9回にエラーを犯すなどの反省はあったが、「いつも通りの自分が出た」とバットは絶好調。守備でも4回、6回とセンター前へ抜けてもおかしくない打球を素早い反応から華麗にさばいてみせ、「いつでも準備はできている」と積極果敢に盗塁も試みた。「今日はアイツしか目立ってなかった」とは小久保裕紀監督。チームで計4安打と大人しかった侍打線だが、元気一杯の菊池が勢いよくロケットスタートを切った。