トップランク社のカメラマン「モンスターの異名も伊達じゃない」 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)は、19日(日本時間20日)に米ラスベガスでIBF1位マイケル・ダスマリナス(フィリピン)との防衛戦に臨…

トップランク社のカメラマン「モンスターの異名も伊達じゃない」

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)は、19日(日本時間20日)に米ラスベガスでIBF1位マイケル・ダスマリナス(フィリピン)との防衛戦に臨む。プロモート契約を結ぶ米興行大手・トップランク社が井上の写真撮影に密着した動画を公開。同社公式カメラマンは井上に対して「こんなシェイプ(体の状態)の選手はカメラマンにとっての夢」と称賛している。

 すでに仕上がっている。写真撮影に臨んだ井上。トップランク社のカメラマン、マイキー・ウィリアムズ氏が待つスタジオにマスクをつけて現れた。トランクスに着替え、上半身裸になると、手に赤いバンテージを巻きつけた。腹筋はバキバキに割れ、腹斜筋の形もはっきりと分かる。余分なものがそぎ落とされた、鍛え抜かれた鋼の肉体だ。

 リングチェックする姿や、リモート取材に応じる様子とともに収められた実際の映像を、トップランク社の公式ツイッターが公開。その中で、井上を撮影したウィリアムズ氏は「彼はモンスターだ。写真を撮るのには素晴らしい選手。ここ米国でも日本同様に人気のある選手だ。偉大な選手だから緊張で少しソワソワするよ」と話し、さらに井上の体の状態を間近で確認しながら、こう称賛した。

「写真を撮るにはもってこいだ。すでに仕上がっている。試合で戦う準備が出来ている」「こんなシェイプ(体の状態)の選手はカメラマンにとっての夢だ。加工も必要ない」

 ウィリアムズ氏は、トップランク社の公式カメラマンとして数々の試合を撮影。それでも「モンスターの異名も伊達じゃない」「イノウエはビッグチャンピオンだ。米国でも日本同様に大物だ」と感心しきりだった。(THE ANSWER編集部)