ボルダリング・リードの2種目複合で初大会「第4回コンバインドジャパンカップ」が18日、19日に開催

　スポーツクライミングの第4回コンバインドジャパンカップ（CJC）が18日（金）、19日（土）に「岩手県営運動公園スポーツクライミング競技場」（盛岡市）で開催される。　今大会では、パリ五輪で採用される2種目複合（ボルダリング・リード）が実戦…

　スポーツクライミングの第4回コンバインドジャパンカップ（CJC）が18日（金）、19日（土）に「岩手県営運動公園スポーツクライミング競技場」（盛岡市）で開催される。

　今大会では、パリ五輪で採用される2種目複合（ボルダリング・リード）が実戦初導入となる。東京五輪フォーマットの3種目複合と順位決定方法は異なり、各順位のかけ算ではなく、2種目それぞれで成績に応じたポイントが与えられ（各種目1位が100ポイントとなるように計算）、その合計ポイントで勝敗を決める。このルールは、今年4月のIFSC（国際スポーツクライミング連盟）総会で方向づけされた内容に基づき、大会主催者のJMSCA（日本山岳・スポーツクライミング協会）が独自に設定したものだ。

　CJCの出場者は、今夏に向けた調整を進めている“東京五輪組”と、2024年を目指す“パリ五輪組”の2つに分けて見ることができる。前者は18日に同時開催される「スピードジャパンオープン」（SJO）にも出場予定で、1日に3種目をこなす実戦形式でのシミュレーションの場となり、後者は9月の世界選手権（ロシア・モスクワ）出場を懸けた場となる（SJOで好タイムを残した選手も世界選手権スピード種目での代表入りが近づく）。15日現在のエントリーリストには、東京五輪代表の楢崎智亜、野口啓代、野中生萌の他、地元・盛岡出身の伊藤ふたばら有力選手がその名を連ねている。

　19日の決勝は上限100名の有観客で実施予定。入場には健康管理アプリ「Metell」を使用した事前登録や新型コロナウイルスの陰性証明が必要になる。

第4回コンバインドジャパンカップ

会場

岩手県営運動公園スポーツクライミング競技場
（岩手県盛岡市みたけ1-10-1）

スケジュール

【スピードジャパンオープン】
6月18日（金）
09:35 ～ 09:50／女子予選
10:00 ～ 10:15／男子予選
17:00 ～ 17:20／決勝

【コンバインドジャパンカップ】
6月18日（金）［予選］
10:40 ～ 12:55／女子ボルダリング
11:10 ～ 13:35／男子ボルダリング
13:50 ～ 15:30／女子リード
14:30 ～ 16:20／男子リード
6月19日（土）［決勝］
08:50 ～ 10:30／女子ボルダリング
11:40 ～ 12:30／女子リード
13:50 ～ 15:30／男子ボルダリング
16:40 ～ 17:30／男子リード

※進行具合によってスケジュールは変更される場合があります。予めご了承ください。