2年ぶり12回目の開催となったCATCH THE WAVE 2021が6.1新宿FACEで開幕。全16選手が「ガトリング・ブロック」「ジェラシー・ブロック」「ポテンシャル・ブロック」「コンプライアンス・ブロック」の4ブロック(各4選手)に分…

2年ぶり12回目の開催となったCATCH THE WAVE 2021が6.1新宿FACEで開幕。全16選手が「ガトリング・ブロック」「ジェラシー・ブロック」「ポテンシャル・ブロック」「コンプライアンス・ブロック」の4ブロック(各4選手)に分かれリーグ戦が行われる。勝ち2点、あらゆる引き分け1点、負け0点。各ブロックの優勝者には賞金50万円を贈呈。優勝決定戦は7.1新宿FACE。優勝者には波女の称号、レジーナへの挑戦権、そして賞金100万円が与えられる。

ジェラシー・ブロック公式戦(15分1本勝負)
桜花由美 vs 渡辺智子

2001年8月デビュー。2007年にGAMIとプロレスリングWAVE設立、現在代表取締役社長。CATCH THE WAVEは2009年・2015年制覇。今回3度目の波女を目指す。

対する渡辺智子はCATCH THE WAVE初参戦。1989年、全日本女子プロレスでデビュー。学生時代全日本レスリング選手権で銅メダルを獲得、テクニックとパワーを併せ持つレスラー。

開始早々渡辺はラリアット、カウント2。そしてスクリュードライバーから投げっぱなしジャーマンと技を繰り出す。これを凌いだ桜花はガットショットからブラ下がりブラディーEX。

コーナーの渡辺にビッグブーツ、二発目を狙おうと走った桜花に追走した渡辺はラリアット。そしてサソリ固めで締め上げる。桜花は、なんとかロープブレイク。

桜花はバックドロップ2連発からロープにもたれかかる渡辺にビッグブーツ、カカト落としとつなげるがカウント2。

観客を煽る桜花、ランニング式のビッグブーツはカウント2。そしてポキ(クロスフェイスロック)で渡辺の顔を締める。

ロープに投げられた渡辺はブーメランアタック(ロープに飛び乗り、後方へクロスボディアタック)で形勢逆転、カウント2。トップロープに登るも、桜花はビックブーツから雪崩式ブレーンバスター。そしてタイガースープレックスの体勢、しかし渡辺はショートレンジラリアットで脱出、スクリュードライバーにつなげるがカウント2。

渡辺は桜花を抱えあげGO To HELLを狙うが、桜花が着地しショートレンジのビッグブーツ。渡辺もラリアットでやり返す。

○桜花由美<2点>(8分24秒、ビッグブーツ→エビ固め)渡辺智子●<0点>

再びGO To HELLの体勢に入るも桜花は回避、渡辺のラリアットをかわしビッグブーツでカウント3。3度目の波女に向けて初戦をクリアーした。

試合後、同じブロックのYAKOが乱入。するとYAKOは「CATCH THE WAVE優勝してWAVEの会社をのっとってやるよ、私がよ!」と言い放ち、「あともう1つ、ちょっとご挨拶遅れましたけど、私結婚しました!見えます?これ?」と独身の桜花に指輪を見せつける。

これに火がついた桜花はYAKOに襲いかかる。間に入った広田と渡辺が「人生結婚だけじゃないから、自信を持ちなさい」となだめるが「既婚者に言われても説得力全くないわ!」と言って退場した。

既婚者のYAKO・渡辺智子、独身の桜花由美と米山香織。なにかが起こりそうなジェラシー・ブロック…まだ闘いは始まったばかりだ。

<インフォメーション>
決勝戦は7.1新宿FACE。2年ぶりに開催されたCATCH THE WAVE、今年波女の称号を手にするのは果たして!

各試合のチケット・詳細はプロレスリングWAVEのWEBサイトをご覧ください→https://www.pro-w-wave.com
なお『CATCH THE WAVE 2021』は動画配信でも楽しめます→
https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=61327&

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桜花由美 Twitter→https://twitter.com/ohkayumi
渡辺智子 Twitter→https://twitter.com/tomoko__w

取材・文/小宮 登 編集/大楽 聡詞
写真提供/プロレスリングWAVE