梅雨の気配はどこへ? という感じで暑さも本格化してきた今週。 競馬でも先週から2歳新馬戦がスタート。そして今週からは…
梅雨の気配はどこへ? という感じで暑さも本格化してきた今週。
競馬でも先週から2歳新馬戦がスタート。そして今週からは夏の北海道シリーズが札幌から始まる。まさに夏到来リーチという気配である。
東京競馬場は引き続き、連続開催8週目へと突入。今週は芝のGIII戦エプソムC(東京芝1800m)が行われる。
近年は上位人気3頭でのガチガチ決着は起こっていない。おまけに昨年大荒れだったこともあって、どちらかというと波乱傾向イメージが強くなっているレース。今年も絶対的存在という中心馬がいないので再びの波乱決着も期待したいところだ。
それでは出走メンバーを順に見ていこう。
まずはルメール鞍上のアルジャンナ(牡4・栗東・池江厩舎)。前走はマイラーズカップで2着。昨年のダービーから間を空けての2戦を使ったわけだが、まだパフォーマンス的には能力を出し切っている感じでもない。まさに今回が試金石になるだろう。
次点にサトノフラッグ(牡4・美浦・国枝厩舎)。こちらは前走金鯱賞7着からの3か月休養明け。昨年3歳時には3連勝あり。さらに菊花賞3着は評価されるが、この馬にしても古馬になってどうかという一戦となる。
さらに前走3勝クラスを勝っての連勝中ファルコニア(牡4・栗東・高野厩舎)、昨年アンドロメダS勝ちのアドマイヤビルゴ(牡4・栗東・友道厩舎)なども上位人気が予想されているようだ。ちなみにここまでの4頭はすべて4歳牡馬のディープインパクト産駒である。
人気順としてはどうなるかだが、以下にもヴェロックス、シュリ、ザダル、ヤシャマルなどの上位候補たちが揃っている。
◆昨年は大荒れだったけど…傾向はこれまでと同じだった?
昨年のエプソムCは9番人気ダイワキャグニーが1着。2着にも5番人気ソーグリッタリング、3着にはさらなる人気薄18番人気トーラスジェミニが入って、馬連1万2210円・3連複73万円台・3連単では421万円超えという劇的な波乱を見せた一戦だった。
不良馬場だったこともその要因だとは思うが、過去のエプソムCの攻略パターンからはさほど遠くない結果でもある。まったく手も足も出ない一戦という感じではなかったのだ。
近年エプソムCで重視していたのは「逃げ馬&前走メイS組」というキーワード。
4年連続で連対している前走メイS組を拾っておくのがまず作戦のひとつだ。
ちなみに昨年は前走メイS2着ソーグリッタリング(5番人気)が2着。一昨年は前走メイS9着(5番人気)レイエンダが1着。3年前は前走メイS3着サトノアーサー(2番人気)が1着。4年前は前走メイS2着アストラエンブレム(1番人気)が2着になっている。
今年前走メイS組は、残念ながら2着のフランツが除外になってしまったが、3着のアトミックフォース、4着のワンダープチュックがいる。どちらも人気薄なだけに大穴候補として少々馬券には入れておきたい。
あとは逃げ馬が残るパターン。
昨年はダイワキャグニーが逃げると予想していたので同馬に印は打ったが、結局は大外から後続を離す勢いで逃げた最低人気のトーラスジェミニが3着に残るという波乱。ほかの年も逃げ馬が馬券圏内に残るパターンあり。今年はどうも馬場は渋らなそうだが、人気薄の逃げ残りにはちょっとだけ期待しておきたい。
(netkeiba・大石川大二郎)