東京都交通局は、今春運行を終了する都電7000形のデザインをラッピングした「さよなら都電7000形記念バス」を、3月24日から26日までの3日間、銀座~日本橋間で運行。参加者を募集している。1954年から運行を開始した都電7000形は、60…

東京都交通局は、今春運行を終了する都電7000形のデザインをラッピングした「さよなら都電7000形記念バス」を、3月24日から26日までの3日間、銀座~日本橋間で運行。参加者を募集している。

1954年から運行を開始した都電7000形は、60年以上の間、都民を始めとする利用客に親しまれてきた。1967年以降、都電の系統廃止が進み、1972年11月以降は現在の都電荒川線のみで運行。2017年春での運行終了が予定されている。

交通局では、昨年8月から都営交通の情報発信「PROJECT TOEI」を展開。今回、その一環として、3月23日発売の雑誌「Hanako/銀座・日本橋特集」と連携して、長年親しまれてきた都電7000形に愛惜を込め、「さよなら都電 7000 形記念バス」を運行する。

運行日は3月24日から26日の3日間で、かつての「都電1系統(品川駅~上野駅)」のうち銀座⇔日本橋間、往復全34便を運行。車内ではバスガイドが運行当時の様子などを紹介するほか、電鈴(車内案内ベル)の再現、7000形秘蔵写真や当時の切符などの展示、オリジナルの記念チケットの進呈などを予定している。

さらに雑誌「Hanako」との連携により、記念バス乗車の人には、3月23日発売号「銀座・日本橋特集」で製作した記念マップ、銀座と日本橋で営業を続けている老舗店との記念コラボスイーツをプレゼントする。

記念バス乗車は無料で、定員は約1000人。特設サイトまたはFAX、はがきにて3月9日まで参加者を募集している。

記念バスイメージ

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