宮里藍サントリーレディス初日 女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディスは10日、兵庫・六甲国際GC(6517ヤード、パー72)で開幕。アマチュアの18歳岩井千怜(ちさと)は5バーディー、ノーボギーの67。ホールアウト時点で首位に3打…

宮里藍サントリーレディス初日

 女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディスは10日、兵庫・六甲国際GC(6517ヤード、パー72)で開幕。アマチュアの18歳岩井千怜(ちさと)は5バーディー、ノーボギーの67。ホールアウト時点で首位に3打差の5位につけた。

 インスタートの岩井は最初の5ホールで4バーディーと快進撃。後半も崩れることなく、ノーボギーの5アンダーと好発進を決めた。18歳は「ノーボギーは目標としていたので嬉しい。ショットも最近ぶれてしまうことが多かった。修正していいイメージで回れるようにしたら良かったです」と初々しく振り返った。

 今春、埼玉栄高を卒業。武蔵丘短大に進学して、プロテスト合格を目指している。昨年の日本女子オープンでローアマに輝いた双子の姉・明愛(あきえ)とともにアマ最強のツインズとして注目を集める中、「4日間通してアンダーで回れるように目標を立てています。今日は予想以上に良かったので、明日も1つでも伸ばせるように回りたい」と2日目へ視線を向ける。

 3週連続でのツアー出場。今月末に控える最終プロテスト前はこれが最後となる。弾みをつけたい、大事な“前哨戦”。「プロテストも4日間ある。試合に必要な雰囲気だったり、ラインの読み方、アプローチの技術なんかも勝手に見についてくる。4日間回る体力も必要になってくる。先週、今週もプロテストへ向けて繋がっていくと思う」と感じている。

 姉とともに出場する今大会、「お姉ちゃんと同じ大会に出ると私も頑張りたい。ライバル心とかはなくて、できれば一緒に上位争いをしたいなという気持ちです。プロテストも一緒に頑張りたい」と意気込んでいる。(THE ANSWER編集部)