中日の新外国人、アレックス・ゲレーロ内野手のバットが止まらない。「3番・サード」で先発出場した楽天との練習試合(19日・北谷)でも、決勝3ランを含む2打数2安打4打点と大暴れ。チームの全得点をひとりで叩き出し、中日は今キャンプでの練習試合成績を負けなしの4連勝とした。

初回の先制打に続き、3回に迎えた1死2、3塁での第2打席。楽天先発・宋家豪の真ん中低めの直球を振り抜くと、打球は逆風を切り裂き左中間席へ着弾した。春季キャンプで評価を高め続ける新助っ人は、決勝3ランを「自分のスイングさえできれば、風に関係なくホームランにできる」と自画自賛。これで1試合2本塁打の衝撃デビューを飾った韓国・ハンファ戦から、対外試合では4戦3発。18日のDeNA戦でも初回に左翼への先制二塁打を放っており、「自分でもビックリするくらい結果が出ている」と振り返った。

研究熱心な一面もある。休養日は極力外出を控え、今後対戦するであろう投手をチェックしているとのこと。「スピードはメジャー投手の方があるが、日本人投手はコントロールがいい」とゲレーロ評。「ただ、映像と打席に立ったときの感覚は違うだろうし、しっかりとボールを見極めながら対応していきたい」と今後の抱負を語った。森繁和監督も「日本の野球に一生懸命対応しようとするのがわかる」と高評価。「ビシエドがいることも大きいし、相談に乗ってくれているとも聞く。良い方向へ行っていると思うし、2人とも打ちだしたら楽になるね」と、そのうち飛び出すであろう“GVアベック弾”に期待を寄せた。