U-24日本代表のMF板倉滉(フローニンヘン)が、0-3で敗れたA代表との試合は「完敗だった」と認めている。 予定されて…

U-24日本代表のMF板倉滉(フローニンヘン)が、0-3で敗れたA代表との試合は「完敗だった」と認めている。

予定されていた日本代表とジャマイカ戦が中止となり、急遽組まれることとなった今回の一戦。試合前は弟分であるU-24の勝利を期待する声も少なくなかったが、蓋を開ければ、開始1分過ぎにCKから失点し、その後もほとんどペースを握られたまま試合は推移。さらに41分と後半立ち上がりの52分に追加点を許し、終わってみれば0-3の完敗だった。

ダブルボランチの一角で先発出場した板倉は、「最初の失点はすごくもったいなかったというのが正直な感想です。0-3。これが全てかなと思います」と完敗宣言。反省点を述べつつ、東京オリンピック本線に向けて、良い経験になったと語った。

「なかなか前半はいい形が作れなかったです。ちょっとずつ前半の途中から僕たちが出ていく時間も作れたんですけど、もう少し相手の嫌がるパスを入れていければなと思いました」

「相手の出方を見てたっていうのもありますけど、距離感が遠かったり、後ろから運ぶところが上手くできてなかったです」

「(A代表は)プレッシャーも早かったですし、結果が全てかなと。局面で勝負のところやパスの精度など全てを上げていかないと、やっぱり勝てないと思いますし。オリンピック本戦ではこういう相手と戦うことになるので、(経験を)ポジティブに捉えて生かせればなと思います」

最後に、5日に控えるU-24ガーナ代表戦に向けて「コミュニケーションをとって、中1日で間は短いですけど、オリンピックの本戦に向けて大事な試合ですし、とにかくチームを良くできるようにしたいです」と、意気込みを述べた。