錦織圭、全仏オープン7度目の3回戦進出! 第3セット奪われ「魂が抜けた」全仏オ…

錦織圭、全仏オープン7度目の3回戦進出! 第3セット奪われ「魂が抜けた」

全仏オープン4日目、男子シングルス2回戦で世界ランキング49位の錦織圭(日清食品)が、第23シードのカレン・カチャノフ(ロシア/同25位)を4-6、6-2、2-6、6-4、6-4で下し、2年ぶり7度目の3回戦進出を果たした。

【動画】錦織圭、全仏オープン7度目の3回戦へ! マッチハイライト

初戦で同大会初の本戦入りを果たしたジャンネッシにフルセットで勝利した錦織。この日の試合では、第1、3セットを奪われ、後がなくなった錦織だが、第4セットでは2度のブレークでファイナルセットへ持ち込む。そのファイナルセットでは、カチャノフの強打に苦しめられたものの、5-4となった第10ゲームでブレークに成功。3時間59分の激闘の末、初戦に続いてフルセットの戦いを制した。

試合後の会見で錦織は、第3セットを落とした時に「魂が抜けた」とメンタル的に辛い場面だったとしたが、それでも勝利に結びつけられたことに「(自分で)自分がすごいなと思う」と語った。

3回戦では、2回戦で第11シードのロベルト・バウティスタ・アグ(スペイン/同11位)をセットカウント3-1で破ったヘンリ・ラークソネン(スイス/同150位)と対戦。両者はは対戦となる。

以下、会見での錦織の一問一答である。

Q.互角の戦いに見えましたが、ご自身ではどのように感じてますか?

「ブレるゲームは少なからずあった。4、5セット目でも自分がキープしていれば、どこかでチャンスは来るかなというのはあったので、それがモチベーションになっていましたね。でも、最初の方は彼のプレーがフォアの逆クロスだったり、読みづらい。いつもだったら『こっちに打ってきそうだな』という勘が外れたりというのが今日は多かった。彼も彼なりに直近で負けているので、リスク取ってプレーしてきただろうし、最後のほうはブレークできる予感はあったので、チャンスも自分の方がありましたし、ファイナルセットは。そこにチャンスはあるなと思ってプレーしていました」

Q.かなり風が強かったですが、それに対してどのように戦術を変更したのでしょうか?

「後半は(風が)引いてきましたね。そのおかげで多少やりやすくなりましたけど、自分のストレスになったかというとずっと考えながらプレーしていた。ここまで風が強いのも…フレンチ(・オープン)ではたまにあるか。結構強かったですね。風上、風下がはっきりしていて、風下の時はトスを上げたら打点が後ろになっちゃう時がいくつかあったので、自分のサーブが弱いぶん、そこの差はちょっと感じたかなと思います。サーブの時のアドバンテージはあっちが多少あったのかなと思いますけど、最後の方は(風が)なくなってくれてよかったです」

Q.20位前後の選手には勝てていますが、自分の立ち位置としてはどのぐらいと実感していますか?

「この2試合がタフなのであれですけど、ここに来る前は…トップ10は言い過ぎか、20位ぐらいにはいるような雰囲気ではいましたけどね。これは毎週変わるかもしれないですけど、気持ち的な面では。トップ10にももう少しだし、トップ20以下に確実に勝てるようになってきているのはかなり成長ではあります」

Q.3セット目を落として流れ的にきつかったと思いますが、その時のプレー面や心理面でどのように立て直そうと考えていたのでしょうか?

「3セット目を落としたのは非常に今日はストレス。3セット目の最初に先にブレークを許して、取りきれなかったところが一番悔やむところかなと思います。3セット目を取られて、ぼう然としていましたね。また5セット戦うのかというのと、戦いたいかと自分に問いかけた時になかなか答えが出なかったので、ちょっと魂が抜けたというか、あの場面は辛かったですね。それでもこうやって勝つというのは、そこは自分がすごいなと思います。魂が抜けた状態で戦って4セット目を取って、体が動きたくないけど動いちゃうというのが。そこはすごいなと思いますけど、反省すべき点は今日もたくさんありましたね」

Q.初戦と比べてネットプレーが少なかったですが、カチャノフがそうさせなかったのか、それともストロークでポイントが取りやすかったからでしょうか?

「んー、前に行けなかったですね、今日は。本当はもうちょっといけましたけど、ちょっと気持ち的なところかなと思います。完全に攻めの気持ちではなかったので、それが5セットまでいった原因だろうし、確かに4、5セット目でやっと前に出始めたので、効いているのはわかってましたけど、出れなかったですね」

Q.大坂選手が棄権しましたが、どのように感じていますか?

「これ話すと長くなるので、どうしようか迷っています。拒否しようか、話そうか。なかなか簡潔には難しいですよね。アスリートでも一般の人でもそうですけど、誰しもが起こる症状だし、僕もメンタルの先生がついてますけど、それですごい救われた部分はある。スポーツだからメンタルの先生がいるというわけではなくて、一般の人も必要だと思うぐらい、誰しにも必要だと思う。アメリカだとポピュラーだと思います。ヨーロッパはわからないけど。誰しもがなりえるというところで、早く治してほしいなと思います。一回、テニスから離れて…。言いたいことはいろいろありますけど、もうやめましょう(笑) 疲れて頭が回らなくなってきました」