現地時間29日、マンチェスター・シティ対チェルシーの2020/21UEFAチャンピオンズリーグ決勝がエスタディオ・ド・ド…
現地時間29日、マンチェスター・シティ対チェルシーの2020/21UEFAチャンピオンズリーグ決勝がエスタディオ・ド・ドラゴンで行われ、チェルシーが1-0で勝利し、2011/12シーズン以来2度目の欧州制覇を成し遂げた。
両チーム共に今シーズン初めての布陣で臨んだ史上3度目のプレミア決戦は緊張感のある立ち上がりを見せた。ロドリゴやフェルナジーニョの守備的ピボーテをベンチに置いてイルカイ・ギュンドアンを中盤の底に置いたペップ・グアルディオラ率いるシティが序盤こそペースを握ったものの、次第にチェルシーが押し返す展開に。
最初の決定機は15分のチェルシー。左サイドを崩してティモ・ヴェルナーがボックス内でチャンスを迎えるもシュートはフィットせず。
両翼のラヒーム・スターリングとリヤド・マフレズにボールが入らないシティは、27分にカウンターからフィル・フォーデンが決定機を迎えたが、アントニオ・リュディガーの鋭いシュートブロックでチェルシーがこれを阻止。
両チーム共に球際が激しく、互いにシュートを打ち切れない時間帯が続くと、39分にチアゴ・シウバが負傷、アンドレアス・クリステンセンとの交代を余儀なくされた。
精神的支柱の離脱に心理面でダメージがあるかに思われたチェルシーだったが、42分に見事な崩しから先制する。エドゥアール・メンディがロングキックを左サイドのベン・チルウェルに付けると、チルウェルがワンタッチでメイソン・マウントに叩き、マウントが長い距離のスルーパスをカイ・ハフェルツへ通す。速い展開にシティの守備陣のスライドが間に合わず、最後はハフェルツがGKエデルソンを交わしてゴールネットを揺らした。チェルシーはハフェルツのCL初ゴールでリードを奪い前半を終えた。(0-1)
メンバー交代なしで後半開始。反撃に出たいシティだが打開策なく10分が経過すると、こちらもアクシデント発生。55分、リュディガーとの激突でケヴィン・デ・ブライネが顔面を強打しプレー続行不可能に。デ・ブライネは涙を流しながらガブリエウ・ジェズスと交代した。
試合を決めたいチェルシーは72分にカウンターから途中出場のクリスティアン・プリシッチが決定機を迎えるも決め切れず。
1点が遠いシティは77分からスターリングに代えてセルヒオ・アグエロを投入。ゴール前に厚みを加えて勝負に出た。
しかし、トーマス・トゥヘルが敷く鉄壁のチェルシー守備陣が最後まで集中力を切らさず完封。前半のハフェルツのゴールを守り切ったチェルシーが2度目のヨーロッパチャンピオンに輝いた。
敗れたマンチェスター・シティは悲願のCL初制覇ならず。ペップ・グアルディオラは10年ぶり3度目のオレホナ獲得とはならなかった。
マンチェスター・シティ 0-1 チェルシー
42分:カイ・ハフェルツ