長いツアー離脱を経て、ついに王者ロジャー・フェデラー(スイス)が「ATP250 ジュネーブ」で大会に復帰した。母国で行わ…

長いツアー離脱を経て、ついに王者ロジャー・フェデラー(スイス)が「ATP250 ジュネーブ」で大会に復帰した。母国で行われたこの大会の初戦で、フェデラーはパブロ・アンドゥハル(スペイン)に4-6、6-4、4-6のフルセットで敗れた。【動画】フェデラーとズベレフによる見えないラリー【関連記事】DV告発したズベレフの元恋人が語った詳細【関連記事】ズベレフまたも迷走?フェデラーのマネジメント会社と決別

グランドスラム20度優勝を誇るフェデラーは、記者会見でたくさんの話題についてコメントしたが、その中でDVに関してATPで規則を定める可能性についても触れた。これはアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と元恋人のオルガ・シャリポワさんとの間の出来事に関連してなされたものだ。この件で、ズベレフはフェデラー自身が看板となっているエージェンシー「チーム8」から離れることになった。

Tennis World USAによると、フェデラーはこう語った。「僕はチーム8や代表のトニー・ゴドシックと近しい関係にあるけれど、この件に関しては、トニーと彼のチームが決めることだ。僕が言えるのは、サーシャ・ズベレフはいい奴だということ。物事がうまくいけば僕は嬉しいよ。僕はこういう決定は下さないし、こういうことについて自由に話せるわけでもない。あれは過去の話だけど、ズベレフはこの件が起きた後、チームといい関係を保ちたかったんだと思う」

「僕はこの件には全く関わっていないけれど、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)やフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)、あるいは今ならココ・ガウフ(アメリカ)にしても、どの選手についても、大事なのはチームが選手の私的なことに踏み込む必要がないことで、僕はいつだってそうありたいと思ってきた」

「ズベレフはゼロから始めたいと思って、意識的にそういう選択をしたと思うし、トニーやエージェンシーも賛成したということだから、何も問題はない。僕は彼がうまくいっている時は嬉しい。彼に対する糾弾については、とても私的なことだから何も言わないよ」

「僕らはフリーランスの立場だから他のスポーツとは違うし、チームでプレーするのとも違う。当然規範はあるべきだけど、それはすでにあるし、テニス選手の私生活にどの程度踏み込んでいいのかを皆が理解すべきだ。複雑な状況だから僕はそれについては話したくない」

(テニスデイリー編集部)

※写真は「Nitto ATPファイナルズ」でのフェデラー(右)とズベレフ(左)

(Photo by Fred Lee/Getty Images)