沖縄・浦添で1軍キャンプを行っているヤクルト。注目のドラフト1位ルーキー・寺島成輝は左太ももの内側を痛め2軍で調整となったが、同2位で加入した星知弥は日に日に評価を高めている。

明治大時代、中日にドラフト1位指名された柳裕也とともに、昨秋の明治神宮大会制覇に大きく貢献した即戦力右腕。最速156km/hのストレートが最大の武器で、今キャンプではその片鱗を早くも披露している。立ち投げのみで30球を投じた2月7日の初ブルペン時には「8、9回を任せられると思った」と真中監督が一目ぼれ。星自身も「優勝を決めるときにマウンドにいられるし、魅力あるポジション」と守護神奪取に意欲。14日には捕手を座らせじっくりと投げ込み、ツーシーム、フォーク、スライダーの変化球もチェック。「スライダーはカウント球と決め球で使い別けられるように。一番高めたいのはフォークです」と今後の展望を語ってくれた。

昨季、ヤクルトのチーム防御率は12球団ワーストの防御率4.73。守護神だったオンドルセクの退団後は救援陣のやり繰りにも苦心した。代役抑えを秋吉亮が担ったが、日本代表でもある右サイドハンドは、本来は7回か8回でより力を発揮するタイプ。新外国人投手のフィット具合にもよるが、開幕から新人守護神が誕生する可能性は大いにある。