立大が敗戦し、早慶戦を前に優勝が決まる 東京六大学春季リーグ戦は23日、神宮球場で行われ、第2試合で立大が明大に1-4で敗戦。この結果を受け、慶大の2019年秋以来、3季ぶり38度目の優勝が決まった。 慶大は初戦こそ法大・三浦銀二投手(4年…

立大が敗戦し、早慶戦を前に優勝が決まる

 東京六大学春季リーグ戦は23日、神宮球場で行われ、第2試合で立大が明大に1-4で敗戦。この結果を受け、慶大の2019年秋以来、3季ぶり38度目の優勝が決まった。

 慶大は初戦こそ法大・三浦銀二投手(4年)に「ノーヒットワンラン」をされて敗れるも、そこから7連勝。前週(5月15、16日)は、連敗すれば立大に優勝を許す重要な直接対決で2連勝し、逆に優勝を大きく手繰り寄せていた。

 この日、立大は3回2死二塁から明大主将・丸山和郁外野手(4年)の中前適時打で先制を許すと、5回にも2死満塁から2連続適時打を浴びて3点を失った。その裏に2死二塁から道原慧外野手(3年)の右中間を破る適時三塁打で1点を返すも、その後は得点できなかった。

 今季全試合を消化した2位・立大の勝ち点「6.5」で確定。首位・慶大は、次週(5月29、30日)に早大戦を残した段階で勝ち点「7」のため優勝が確定した。(上野明洸 / Akihiro Ueno)