ロッテの遊撃手争いが激しさを増している。キャンプイン前日、伊東勤監督は昨季ショートでベストナインに輝いた鈴木大地にセカンドへのコンバートを打診。27歳のチームキャプテンは、これに応える形で、連日セカンドの守備位置でノックを受けている。その鈴…

ロッテの遊撃手争いが激しさを増している。

キャンプイン前日、伊東勤監督は昨季ショートでベストナインに輝いた鈴木大地にセカンドへのコンバートを打診。27歳のチームキャプテンは、これに応える形で、連日セカンドの守備位置でノックを受けている。その鈴木に代わるショートのレギュラー候補とされているのが、2年目を迎えた平沢大河と、昨季セカンドで開幕スタメンを勝ち取った中村奨吾だ。

今月11日、12日に行われたラミゴとの交流試合初戦では、平沢が本塁打と3塁打を放って進化を印象付ければ、中村はその翌日に2安打3打点3得点と1番打者としての役割を全うして互いに譲らず。右投手相手なら平沢、左投手相手なら中村という“ツープラトン”での起用も考えられるが、伊東監督ら首脳陣の嬉しい悩みはキャンプが終わってもオープン戦まで続きそうだ。