テニス界のスーパースター、ロジャー・フェデラー(スイス)が2ヶ月ぶりに実戦復帰した「ATP250 ジュネーブ」初戦で、世…

テニス界のスーパースター、ロジャー・フェデラー(スイス)が2ヶ月ぶりに実戦復帰した「ATP250 ジュネーブ」初戦で、世界ランキング75位のパブロ・アンドゥハル(スペイン)に4-6、6-4、4-6で敗れた。試合時間は1時間52分。【マッチハイライト動画】パブロ・アンドゥハルvsロジャー・フェデラー/ATP250ジュネーブ/2回戦

フェデラーは自国スイスでの32連勝がストップ。アンドゥハルはキャリア通算で28回トップ10選手と対戦し、これが5勝目。6年ぶりの対トップ10勝利だった。

最初はフェデラーのグラウンドストロークが深く入らず、そこをうまくついたアンドゥハルが38分で第1セットを取った。だがその後、格段に動きの良くなったフェデラーは、第2セットの第3ゲームにフォアハンドのウィナーでブレークチャンスを作り、2-1とリード。サービスゲームではわずか4ポイントを落としただけでセットを取った。

最終セットでもフェデラーが先にブレークして2-1とリードするが、ファーストサーブが入らなくなり、第8ゲームでブレークされて4-4と追いつかれる。その後フェデラーはアンドゥハルの2度のマッチポイントを凌ぐが、3度目を防ぐことはできなかった。

アンドゥハルは勝利後に話した。「今でも信じられない。対戦するのが夢だったのに、まさか勝つなんて。もちろん彼は復帰したばかりで100%じゃなかったけど、僕にとって、そしてこれからの僕のキャリアにとって、本当に大きな意味を持つ。ロジャーを本当に尊敬しているけど、試合中はそのことは考えず、自分のプレーをすることに集中した。そしてロジャー・フェデラーとの試合を楽しむことができた。負けていたとしても同じことが言える、それを何よりも誇りに思うよ」

一方のフェデラーはこう語った。「コートに戻れたのは良かった。ここでプレーするのを本当に楽しみにしていた。お客さんの前でプレーできて、ここまでの長い道のりを思えば、本当に幸せを感じた。でももっといいプレーができると思っていた。ここでの練習でも、もっといいプレーができていたと思う。だけど試合は別物だ。もっと練習しないとね」

「試合の終盤にいくほど苦しくなって、自分のプレーができなかった。(第3セット)4-3でリードしていた時でも、ミスが多過ぎた。でもチャンスは何度もあった。だけどもちろん、アンドゥハルはいいプレーをした。僕はそれに応えることができなかった」

フェデラーは2020年「全豪オープン」の後で2度の右膝の手術を受け、今年3月の「ATP250 ドーハ」で13ヶ月ぶりに復帰し、ベスト8に進出。その後また「体調が十分でない」として大会に出場していなかった。

「“全仏オープン”が目標というわけじゃない。目標はグラスコートシーズンだからまだ時間はある。お客さんが僕を見てとても喜んでくれたようだったから、もっと長く出場していたかったけどね。でも負けは負け、受け入れて前に進むだけだ」

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年「全米オープン」で練習するフェデラー

(Photo by TPN/Getty Images)