2017年のWRC(世界ラリー選手権)の第2戦がスウェーデンで9日に開幕。中間にあたる2日目を終えヤリ・マティ・ラトバラ(トヨタ)が総合2番手につけ、復帰2戦目で優勝を狙えるポジションにつけている。現地時間の9日夜に行われたSS1ではライバ…
2017年のWRC(世界ラリー選手権)の第2戦がスウェーデンで9日に開幕。中間にあたる2日目を終えヤリ・マティ・ラトバラ(トヨタ)が総合2番手につけ、復帰2戦目で優勝を狙えるポジションにつけている。
現地時間の9日夜に行われたSS1ではライバルを振り切りラトバラがトップタイムをマーク。復帰2戦目で早くもステージウィナーに輝くと、10日に行われたDay2のラリーでも勢いをキープ。SS4で再びトップタイムを記録し、総合トップに浮上した。
しかし、Day2後半は開幕戦でも好調だったティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)が巻き返し、最終のSS8を終了した時点で28.1秒のリードをつけ暫定トップにつけている。
ラトバラはSS6で若干ミスがあったとのことでタイムロスを喫したが、大きなトラブルやアクシデントもなく、総合2番手をキープ。残る2日間のステージで十分に逆転可能なポジションにつけており、いきなりトヨタの優勝という瞬間も見られるかもしれない。
またチームメイトのユホ・ハンニネンは、SS5でクラッシュしてしまい、そのままデイ・リタイアを余儀なくされた。開幕戦モンテカルロを制したセバスチャン・オジェ(M-SPORT)は思うようにペースが上がらず5番手につけている。
WRC第2戦スウェーデン:SS8終了時点順位
1.ティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)1時間16分24秒7
2.ヤリ・マティ・ラトバラ(トヨタ)+28.1秒
3.オット・タナク(M-SPORT)+49.7秒
4.クリス・ミーク(シトロエン)+51.8秒
5.セバスチャン・オジェ(M-SPORT)+55.7秒
ヤリ・マティ・ラトバラ(c)Getty Images
ティエリー・ヌービル(c)Getty Images
セバスチャン・オジェ(c)Getty Images
ユホ・ハンニネン(c)TOYOTA