今年3月、世界ランキング1位の通算在位期間を311週として、同310週の…

今年3月、世界ランキング1位の通算在位期間を311週として、同310週のロジャー・フェデラー(スイス)を抜いて男子歴代最長となったノバク・ジョコビッチ(セルビア)。彼が新たな記録を達成した。米テニスメディアTennis.comが伝えている。【映像】ジョコビッチが激昂!主審に怒鳴り声を上げる

フェデラーを抜いた後も世界1位を独走しているジョコビッチは、今月10日に更新された最新ランキングによって在位期間を320週に伸ばし、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)の319週を抜いて単独で男女の歴代3位に躍り出た。

ATP、WTAのシングルス世界1位の在位期間で歴代トップ10は以下の通り。

1.シュテフィ・グラフ(ドイツ)…377週

2.マルチナ・ナブラチロワ(アメリカ)…332週

3.ノバク・ジョコビッチ(セルビア)…320週

4.セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)…319週

5.ロジャー・フェデラー(スイス)…310週

6.ピート・サンプラス(アメリカ)…286週

7.イワン・レンドル(アメリカ)…270週

8.ジミー・コナーズ(アメリカ)…268週

9.クリス・エバート(アメリカ)…260週

10.ラファエル・ナダル(スペイン)…209週

10.マルチナ・ヒンギス(スイス)…209週

ATPランキングは1973年に、WTAランキングは1975年にスタートしている。ジョコビッチの上に元世界女王が2人いるが、ジョコビッチはこのまま世界トップの座を維持し続ければ、2位のマルチナ・ナブラチロワ(アメリカ/332週)を8月半ば、1位のシュテフィ・グラフ(ドイツ/377週)を約1年後に追い抜くことができる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのジョコビッチ

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)