ほけんの窓口レディース第2日 女子ゴルフの国内ツアー・ほけんの窓口レディース第2日が15日、福岡CC和白C(6335ヤード、パー72)で行われていたが、天候の回復が見込めないためサスペンデッドとなった。3打差7位で出た原英莉花(日本通運)は…

ほけんの窓口レディース第2日

 女子ゴルフの国内ツアー・ほけんの窓口レディース第2日が15日、福岡CC和白C(6335ヤード、パー72)で行われていたが、天候の回復が見込めないためサスペンデッドとなった。3打差7位で出た原英莉花(日本通運)は3連続バーディー発進し、通算6アンダーで暫定首位としたところで中断。16日に残りが行われ、36ホールの短縮競技となる。

 原は勢いよく飛び出した。出だしの1番パー5は残り65ヤードの第3打を2メートル半につけてバーディー。2番は7メートルのバーディーパットを沈め、3番は残り88ヤードから3メートルにつけて3連続バーディーだ。4番パー5は第1打を左に曲げ、第2打は出すだけ。150ヤードを残した第3打の前に中断となった。

 福岡市内の会場では午前9時過ぎから雨が降り始め、10時前には大雨に。雷も鳴り、10時2分に中断のホーンが鳴った。淺井咲希、有村智恵、吉田優利も6アンダーで暫定首位。9時10分スタートの原は「今日は出だしからバーディーを獲れて凄くいいリズムで3ホールを終えられた。楽しく回れた。待ち疲れたので、ちょっと休憩して練習して準備したい。凄く気合いを入れて残り15ホールを頑張りたい」と切り替えた。

 昨年は10月に日本女子オープン、11月にJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップを制し、国内メジャー2連勝。3連勝のかかった前週は54位だった。最終日の後に師匠の尾崎将司を訪問。スイングをチェックしてもらった。「このままじゃ優勝とは言ってられないし、優勝争いもできないくらいへこんでいた。“神頼み”みたいな感じで行きました。先週より良くなりました」と復調の手応えを掴んだ。

 19年は4位に入った大会。今年初Vも期待される中、「攻めのプレーはしたいけど、15ホールしかないので勝負所を見誤らないようにしないといけない。自滅は嫌。攻めようと思っても、自分の中で熱くなりすぎないようにしないといけない。最後の4、5ホールが勝負。そこまでにいいプレーで流れを持っていく」と先を見据えた。(THE ANSWER編集部)