ともにドラフト2位で中日に入団した濱田達郎と浜田智博。高い評価を受けプロの扉を開けた両左腕だが、入団後は故障に苦しみ、今季からは互いに育成選手として再出発することになった。

濱田達は愛工大名電高時代、大谷翔平(日本ハム)、藤浪晋太郎(阪神)とともに“高校ビッグ3”の一人として括られ、2年目の2014年5月7日の阪神戦で、プロ初先発、初完封の快挙を成し遂げた。その後も4連勝をマークするなど先発ローテーションの座を確保したが、同年8月に左ひじの靭帯を痛め長期離脱。一時復活を果たしたものの、昨年9月に再び「左ひじ尺骨神経剥離(はくり)術」を受け、今季は育成選手として復活を目指すことになった。

浜田智は九州産業大を経て15年に入団。1年目のキャンプから高く両腕を上げる“バンザイ投法”で注目を浴びたが、デビュー戦でいきなり3失点と崩れ、これが現時点で、唯一の1軍登板となっている。こちらも昨年8月に左手中指の腱(けん)の手術を受けた影響で長期離脱。入団からわずか2年で育成契約となり、背番号『47』も剥奪された。

奇しくも同じタイミングで育成降格となった“Wハマダ”だが、沖縄・読谷での2軍キャンプでは互いにブルペン入りし、すでに復活ロードを力強く歩み始めている。中日は吉見一起、大野雄大ら故障経験がありながらも復活した投手が多く、両左腕も先輩たちの回復劇を道標に日々前進している。

2017年から『202』を背負う浜田智博と『203』を背負う濱田達郎。近い将来1軍のマウンドで、二人の復活リレーが見られることを心待ちにしている。