マイル主戦の馬はもちろん、スプリント路線からの距離延長組に、中長距離からの短縮組も集うGI「NHKマイルC」。中穴も…

 マイル主戦の馬はもちろん、スプリント路線からの距離延長組に、中長距離からの短縮組も集うGI「NHKマイルC」。中穴も2ケタ人気の大穴もバシバシと馬券に突っ込んでくる穴党には魅力満載の大舞台です。

 そんな波乱傾向の強い難解レースで、今週もnetkeibaオリジナルのビッグデータを活用したAI競馬予想から弾き出した、激走注目馬を紹介します。

 レースのペースを予測し、各馬の脚質・各馬の最終走破タイムを算出、走破タイムの速い順に印を打つAIですが、学習し予想に使われるデータは、netkeibaが保有するこれまでのレース情報すべて。

 週頭にはグレナディアガーズをnetkeibaAIの本命候補としてピックアップしたAIですが、調教や枠順、馬場など週中の情報を追加した上で弾き出した注目馬は、ホウオウアマゾンでした。

【netkeibaAIの注目馬】
馬名:ホウオウアマゾン
鞍上:武豊
予測ペース:平均(遅)ペース
予測脚質:差
指数:55.87 (全18頭中1位)

 デビュー戦を2着敗戦したものの、その後は順調に勝ち進み、11月の重賞デイリー杯2歳Sではレッドベルオーブにアタマ差の2着と好走。一頓挫は朝日杯FSでの9着。それまでの4戦は遅いペースだった中、はじめて平均より速めのペースだった朝日杯。とはいえ、このレース中に仙骨周りの関節を痛めていた(担当厩務員によると「軽いぎっくり腰」)ため、参考外にできます。

 4か月の休養明けで迎えた4月のアーリントンC。平均ペースから早めに動いて後続を完封して、重賞初勝利を飾ってみせました。この時のタイム指数「112」が、アーリントンC史上トップ。2番手が2017年ペルシアンナイトの107、次が2012年ジャスタウェイの106だから、この数字の価値の高さが分かります。

 上記の2頭がいずれも後にGIを勝っているだけに、ホウオウアマゾンもGIで通用する下地はあるといえそうです。

 そもそも2018年に9人気3着したレッドヴェイロン、2019年7人気3着のカテドラル、そして昨年6人気3着のギルデッドミラーと、アーリントンC好走組の活躍が多いこのレース。今年は道悪での開催だったとはいえ、前述の怪我明けだったことをふまえても、高評価をしてもいいのではないでしょうか。

 さらに母ヒカルアマランサスは、新馬、500万特別を連勝したあと、格上挑戦ながら京都牝馬S(GIII)を勝ち、その後はヴィクトリアマイルでも2着と健闘。1600m戦はキャリア4戦すべて連対とマイル戦にめっぽう強い結果を残しています。東京芝1600mなら、母同様にホウオウアマゾンの激走があっても不思議はありません。