欧州サッカー連盟(UEFA)は7日、フロレンティーノ・ペレスが提示する欧州スーパーリーグ構想から離脱した9クラブへの処分…

欧州サッカー連盟(UEFA)は7日、フロレンティーノ・ペレスが提示する欧州スーパーリーグ構想から離脱した9クラブへの処分内容を発表した。正式に撤退を表明していないFCバルセロナを含む3クラブは、より重い罰を受けることになる。
一時は参加を表明したものの、ファンや選手など関係者からの猛烈な批判を浴びて離脱したマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、チェルシー、アーセナル、リヴァプール、トッテナム、ミラン、インテル、アトレティコ・マドリーの9クラブはUEFAの規則を遵守する文書に署名。ヨーロッパ全土の子供たちと草の根のサッカーのために、1500万ユーロ(約19億円)の寄付することに合意した。
また、来シーズンのUEFA主催大会における収益の5%が徴収され、再分配されることになった。さらに、将来的にUEFAが許可していない大会に参加した場合は、それぞれ1億ユーロ(約125億円)、今回合意したその他の条件に違反した場合は、その半分の罰金が科せられる。
いまだ船に乗り続けているのは、FCバルセロナ、レアル・マドリー、ユヴェントスである。アスルグラナの場合、ジョアン・ラポルタはすでに参加した理由を説明しており、より多くの収入を得て大会を活性化させるためには、舵を切ることが必要だと主張している。
この3クラブについて、UEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長は次のように警告した。
「スーパーリーグからの撤退を拒否してきたクラブに対しては、適切な対処をする権利を留保している。この問題は遅滞なく管轄のUEFA懲戒機関に照会される」
「離脱したクラブは彼らの過ちをすぐに認め、ヨーロッパのサッカーに対する彼らの後悔と将来のコミットメントを示すための措置を講じた。いわゆる『スーパーリーグ』に参加し続ける人々には同じことは言えず、UEFAは後で対処する」
スーパーリーグ構想から離脱した9クラブが署名したUEFAの規則を遵守する内容は次のようなものである。
- UEFA規約の拘束力を認め、これを受け入れる。
- スポーツの実力で出場資格を得た毎シーズンのUEFAクラブ大会に、今後も積極的に参加する。
- UEFAが認める唯一のクラブ代表組織である欧州クラブ協会(ECA)に再加盟する。
- スーパーリーグの設立・運営のために設立された団体への関与を解消するため、あらゆる手段を講じ、関連する法的措置を中止する。
- 慈善の意を込めて、他のクラブとともに総額1,500万ユーロの寄付を行い、英国を含む欧州各地の地域社会の子どもたちや若者、草のサッカーのために役立てていく。
- 1シーズンのUEFAクラブ大会から得られるはずだった収入の5%を源泉徴収し、これを再分配する。
- この種の無許可の競技会に参加しようとした場合(1億ユーロ)や、「クラブ・ステートメント・オブ・コミットメント」で行ったその他の約束事に違反した場合(5,000万ユーロ)には、多額の罰金が科せられる。
- UEFAと欧州クラブ協会との間の2019年覚書に定められたすべての原則と価値に同意するという、UEFAに対する個別のコミットメントを提供する。