今年中にバイエルンとドイツ代表によるフレンドリーマッチが実現する可能性があるようだ。両者の精通するドイツ人ジャーナリスト…

今年中にバイエルンとドイツ代表によるフレンドリーマッチが実現する可能性があるようだ。両者の精通するドイツ人ジャーナリストのマキシミリアン・コッホ氏が主張している。

バイエルンでは今季限りでの退任を表明したハンジ・フリック監督の退団を受け、RBライプツィヒからユリアン・ナーゲルスマン監督を新指揮として招へいした。

ただ、33歳の青年指揮官の引き抜きに際して、バイエルンは2000万ユーロ(約26億3000万円)を超える違約金をライプツィヒに支払う必要があると言われている。

ヨーロッパ屈指のビッグクラブである同クラブの予算を考えれば、問題なく支払える金額とはいえ、クラブとしては予想外の厳しい出費と言える。

だが、比較的すんなりと違約金の支払いに応じた背景には実質的にフリック監督を引き抜く形となるドイツサッカー連盟(DFB)からの補償があるようだ。

今年7月に開催されるユーロ2020本大会限りでヨアヒム・レーブ監督が退任するドイツ代表はすでに水面下でフリック監督との交渉を開始しており、後任指揮官としての就任が確実視されている。

そうなると、バイエルンサイドとしては2022年まで契約が残っていたフリック監督の退団の引き金のひとつとなったDFB側に補償を求めるのは、ある意味当然の流れだ。

ただ、コロナ禍において財政難のDFBは現時点でバイエルンが要求する補償を支払うのは困難となっている。

そこで妥協案として掲示されたのが、バイエルンとドイツ代表によるフレンドリーマッチの収益を補償金に充てるというプランだ。

コッホ氏が伝えるところによれば、現時点で試合の開催時期は決定していないものの、観客がスタジアムに戻ることが期待される今年の下半期中となる可能性が高いという。

ただ、過密日程が続く中、チャリティーマッチとは異なり収益がバイエルンに支払われるフレンドリーマッチの出場に関して、代表選手を派遣するその他のクラブからの理解を得られるかなど、多くの障害が想定される。