25日に行われたラ・リーガ第32節のセビージャvsグラナダでまさかの珍事が起こった。 MFイバン・ラキティッチのPKとF…
25日に行われたラ・リーガ第32節のセビージャvsグラナダでまさかの珍事が起こった。
MFイバン・ラキティッチのPKとFWルーカス・オカンポスのゴールでセビージャが2-1で勝利した一戦。グラナダは90分にFWロベルト・ソルダードのゴールで1点差に縮め、残りの追加時間でドローに持ち込もうと士気が高まっていた。
提示された後半アディショナルタイムは4分。しかし、主審を努めたリカルド・デ・ブルゴス・ベンゴエチェア氏は3分が経過した時点で笛を吹き、試合を終わらせた。
これにはグラナダ陣営が黙っておらず、セビージャの選手たちがドレッシングルームに退いた後もベンゴエチェア主審に試合の再開を要求。原則として、提示される時間は「最小追加時間」であり、追加時間は試合の状況によって主審が多少延ばすことはできるが、短くすることはできない。
すると主審は、その試合でVARを担当していたアントニオ・マテウ・ラオス氏ら関係者と相談した後、自身のミスを認め、試合を93分の時点から再開することを決断した。
これにはフレン・ロペテギ監督をはじめセビージャの選手たちも驚きを隠せず、渋々といった様子でピッチへ戻っていた。すでにユニフォームやスパイク、ソックスを脱いだ選手ばかりで、DFマルコス・アクーニャが芝生の上でソックスやスパイクを履き直す、珍しい光景がカメラに捉えられていた。
そして、およそ8分後に再開された試合は2-1のまま終了し、正真正銘セビージャの勝利が決定。試合後の取材に応じたオカンポスは「こんな試合見たことないね。でも、いつだって新しい何かを学ぶものだ。僕たちの中にはユニフォームを脱いでいる選手もいたね」と、珍事を振り返った。
なお、今節の結果、セビージャは4位以内を確定させ、来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得。加えて上位陣の喉元に限りなく迫っており、ビルバオに敗れ首位陥落の可能性のあるアトレティコ・マドリーとは3ポイント差に縮めている。