「ATP500 バルセロナ」(スペイン・バルセロナ/4月19日~4月25…
「ATP500 バルセロナ」(スペイン・バルセロナ/4月19日~4月25日/クレーコート)大会4日目となる22日、男子シングルス3回戦で、世界39位の錦織圭(日本/日清食品)と第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が対戦する。両者の試合はセンターコートの第3試合で、日本時間23時以降に開始予定。【動画】ベースラインよりさらに後ろから…ナダルの美しいダウンザライン【マッチハイライト】錦織圭vsギド・ペラ/AT500バルセロナ/1回戦【マッチハイライト】ラファエル・ナダルvsイリヤ・イバシカ/AT500バルセロナ/2回戦
2008年から13回にわたって対戦してきた錦織とナダル。最後の対戦は2019年「全仏オープン」の準々決勝で、ナダルが6-1、6-1、6-3のストレート勝利を収めた。錦織が勝ったのは2回で、いずれもハードコートのもの。過去5回のクレーコートでの試合はすべてナダルに軍配が上がっており、そのうちの1つは2016年のバルセロナ大会決勝で、錦織の3連覇をナダルが阻んでいる。
2人ともクレーコートが得意とはいえ、より優位なのはナダルだろう。ただし、彼も決して本調子ではない。初戦となった2回戦では、世界111位のイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)相手にサーブが決まらず第1セットを奪われた。最終的に3-6、6-2、6-4で勝利したものの、「彼が素晴らしいプレーをした一方、僕はそうじゃなかった。特に序盤はね」と話している。
ナダルは今シーズン初めに背中を痛めたこともあり、これがまだ3大会目。ここまで7勝2敗で、勝った試合はイバシカ戦を除くとすべてストレート勝利、2つの黒星はいずれもフルセットに持ち込まれて喫したものだ。今大会前には「久々に大会に出るのはいつだって大変」と試合勘を取り戻す苦労を語っており、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)に敗れた「ATP1000 モンテカルロ」とイバシカ戦という直近の2試合では「パーフェクトな試合ができていないから、解決法を見つけなければならない」ともコメントしている。
一方の錦織は、ここまでの2試合ともフルセットを戦っているが、いずれも第3セットに入ると余裕の試合運びを見せている。ギド・ペラ(アルゼンチン)との1回戦では6-2、クリスチャン・ガリン(チリ)との2回戦では6-1というスコア以上に最終セットで相手を圧倒。スロースターターの感があるものの、裏を返せば相手のプレーを受けてうまく修正しているとも言える。
とはいえ、ナダル相手に時間を与えるのは危険なので、今回は試合開始からギアを上げて、先手必勝を狙いたいところだ。2016年の「リオデジャネイロ・オリンピック」では銅メダルをかけた大一番でナダルを下した錦織。それ以来となる、クレーコートで初の勝利を挙げることはできるだろうか。
(テニスデイリー編集部)
※写真は錦織圭(左)とナダル(右)
(Photo by Francois Nel/Getty Images)
(Photo by TPN//Getty Images)