運動通信社

Leadership

役員紹介

執行役員

椛沢 保男

早稲田大学政治経済学部卒業。大学在学時代は、ラグビー蹴球部に所属し、4年次に13年ぶりの大学日本一を経験。
大学卒業後、株式会社電通に入社し、日本全国の地方新聞社との共同イベント運営やエリアプロモーション、PR業務などに従事。また、国土交通省や農林水産省などと連携して政策広報などを担当。その後、電通と地方新聞社で共同出資した株式会社47CLUBへ出向し、全国の中小事業者の販路支援施策や百貨店などの流通各社とのビジネスマッチングなどを経験。2016年度から2年間、早稲田大学ラグビー蹴球部の総務として、民間クライアントとのパートナーシップの締結やマネジメント業務などを行った。
2018年春に電通を退社後、スポーツブルの大学スポーツチャンネル『COLLEGE ATHLETE TV』の立ち上げに携わり、大学スポーツ担当執行役員として参画。

多様性と共生を育む、スポーツという可能性

性別、年齢、人種、宗教、障害の有無——様々な違いを認め合い、尊重することが求められる今、その「多様性」を最も体現し、社会に浸透させる力を持つのが「スポーツ」だと考えています。

2019年、日本で開催されたラグビーワールドカップ。世界中から訪れた人々が試合に熱狂し、試合後には「ノーサイド」の精神で国境を超えて交流する光景が街中に溢れました。相手を称え合う姿は、スポーツが生み出す真の絆を物語っていました。
パリ2024パラリンピックでは、満席のスタジアムに子どもたちの声援が響いていました。段差の解消や車いす用通路の整備といったハード面の整備も重要ですが、真のバリアフリー社会の実現には、子どもの頃から障害のある方の存在を認識し、一つの個性として自然に受け止められる環境が不可欠です。改めて、「スポーツの持つチカラ」が「多様性を認め合う社会」を実現する可能性を確信しました。

日本の部活動は、国際的にも珍しい仕組みです。多くの人々がスポーツに触れる機会となり、「スポーツの持つチカラ」を身近なものにしてきました。世界で活躍する日本人アスリートの多くが部活動経験者であることが、その証明です。しかし今、この仕組みの存続が困難な時代を迎えています。だからこそ、AIやDXといった新しい技術で課題を解決する大きなチャンスだと捉えています。様々なパートナーと連携し、世界で活躍できる人材を輩出し、日本をより強くする未来を創りたい——そう考えています。

『日本を世界が憧れるスポーツ大国にする』。運動通信社が掲げるこのビジョンは、第二創業を迎えた今もブレない軸です。

技術が目まぐるしく進歩し、情報が溢れる時代。世界では決して起きてはならない戦争さえ起きています。そんな激変する世界で原動力となるのは、サービスの良し悪しといった小手先の技術論ではなく、世の中を変えようとする高く力強い理念に他なりません。そのビジョンが実現した先には、自分の家族や子どもたちが活き活きと活動できる社会が待っている——そう信じています。

ぜひ、一緒に希望溢れる世の中を創っていきましょう。

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