選抜高校野球大会は第8日の25日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で2回戦があり、春夏通じて初出場の浦和実(埼玉)…
選抜高校野球大会は第8日の25日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で2回戦があり、春夏通じて初出場の浦和実(埼玉)が8―2で東海大札幌(北海道)に勝利し、8強入りを果たした。
浦和実・辻川正彦監督の試合後の主な談話は次の通り。
浦和実・辻川正彦監督
試合前から相手投手の変化球を警戒し、低めの球には手を出さず、ベルト付近の高さに来たボールを打つよう指示していました。(大量得点の)八回は選手たちが指示通りに打ち、つないでくれたと思います。先発の駒木根が調子が良くない中でも試合を作りました。
相手の2番手の高橋投手のフォークはすごく切れており、得点できる気がしませんでした。ただ、八回は変化の切れが少なくなってきたのか捉えることができました。適時三塁打を放った4番の三島は打席に入る前、「任せろ」と言っているようないい顔をしていました。
(五回から救援登板した)石戸は初戦の後、心身の疲労が回復していなかったので先発を回避しました。ただ、試合中に聞くと、「行けます」というので託しました。
(初戦の完封に続いて好投し)彼のメンタルは普通じゃありません。強いというか、萎縮することがないように見えます。強力打線に対してもいつも通り淡々と投げ、乱れそうで乱れない。それが(好投の)要因です。いつの間にかすごい投手になりました。
うちは全ての試合で全力を出します。次に聖光学院と試合することができるのがうれしいです。