第97回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)が18日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。32校が出場し、春の頂点を懸けて戦う。 開会式は午前9時に始まった。出場選手は、ピ…

開会式で大会旗を見上げる選手たち=阪神甲子園球場で2025年3月18日、長澤凜太郎撮影

 第97回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)が18日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。32校が出場し、春の頂点を懸けて戦う。

 開会式は午前9時に始まった。出場選手は、ピアノ・トリオバンド「Omoinotake(オモイノタケ)」の「幾億光年」のメロディーに合わせて、力強く入場行進した。

 式では大会会長の松木健・毎日新聞社社長があいさつ。武部新・副文部科学相から祝辞が贈られ、宝馨・日本高野連会長が励ましの言葉を述べた。

 選手宣誓に選ばれた市和歌山の川辺謙信主将(3年)が「野球人口が減少する中、高校野球は新たな時代に向かい、歩み始めています。ここで改めて問います。皆さん、高校野球は好きですか。今まで支えてくれた全ての人たちへの感謝を胸に、仲間を信じ、未来のために全力でプレーすることを誓います」と宣誓した。

 大会は準々決勝、準決勝翌日の休養日各1日を含む13日間で開かれる。【大坪菜々美】