選抜高校野球大会を主催する毎日新聞社と日本高校野球連盟は7日、来春の第96回大会から出場枠を再編すると発表した。21世…

阪神甲子園球場=中村真一郎撮影

 選抜高校野球大会を主催する毎日新聞社と日本高校野球連盟は7日、来春の第96回大会から出場枠を再編すると発表した。21世紀枠を現行の3枠から2枠に減らし、中国と四国地区の比較枠をなくす一方、東北と東海地区がそれぞれ1枠増の各3枠とした。

 出場枠の再編については選抜大会の改革検討委員会で慎重に検討を重ね、同日に行われた運営委員会で決まった。出場校の総数は現行通りの32校。

 21世紀枠は練習環境の困難克服や地域貢献などが選考条件で、選抜大会の特色の一つとなっている。ただ、21世紀枠と秋の明治神宮大会で優勝した地区に与えられる「神宮大会枠」(1枠)の特別枠の合計数が「4」では多すぎるとの声が改革検討委内で上がり、減枠となった。

 21世紀枠はこれまで東日本、西日本に分けて1校ずつを選んだ後、全体から3校目を選んでいたが、今後は東西の区分けを廃止して全国から2校を選ぶ。21世紀枠が2枠となるのは、2007年大会以来。

 中国と四国はこれまで各2校を選び、最後の1枠を両地区で比較し、決定していた。しかし、改革検討委で2県ごとに最低1枠を確保する方針を決め、四国が4県であることなどから、中国と四国の比較枠分をなくした。

 一方、6県ながら2枠しかなかった東北は1枠増となった。東海は加盟校数や部員数の多さに加えて、特別枠の導入に伴い04年大会から1枠減となったことも考慮し、増枠となった。

 一般枠が再編されるのは記念大会を除けば04年大会以来、20年ぶり。今春の第95回大会は記念大会のため、出場校数は通常よりも4枠多い36校だった。【岸本悠、長宗拓弥】