松山を支えた早藤将太さん、18番ホールでの行いが注目の的に 米男子ゴルフの海外メジャー初戦・マスターズ最終日は11日(日本時間12日)、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(7475ヤード、パー72)で行われた。4打差の首位で出た松山…

松山を支えた早藤将太さん、18番ホールでの行いが注目の的に

 米男子ゴルフの海外メジャー初戦・マスターズ最終日は11日(日本時間12日)、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(7475ヤード、パー72)で行われた。4打差の首位で出た松山英樹(LEXUS)が4バーディー、5ボギーの73で回り、通算10アンダーで初優勝。日本男子初の海外メジャー優勝を成し遂げた。松山を支えたキャディーの早藤将太さんは、最終18番のピンを返した後にコースに一礼。実際の動画を海外メディアが公開し、「何て素晴らしい瞬間」などと称賛を送っている。

 アジア人初のマスターズ制覇を成し遂げた松山。後世に残る偉業を隣で支え続けたのがキャディーの早藤さんだが、ある行動に大きな注目が集まっている。ウイニングパットを決め、大きな拍手がわき起こる感動の瞬間の後、18番のピンを挿した早藤さんは、グリーンのキャップを脱ぎ、コースに向かって一礼。感謝の意を表したようだ。

 日本人らしいこのシーンに注目したのは米誌「スポーツ・イラストレイテッド」公式ツイッターだった。実際の映像を公開し、「ヒデキ・マツヤマのキャディーは歴史的勝利の後、コースに一礼した。マスターズでの何て素晴らしい瞬間」と早藤さんの一礼に注目している。

 また、カナダ公共放送「CBCスポーツ」の公式ツイッターも「リスペクト! ヒデキ・マツヤマのキャディ、ショウタ・ハヤフジは18ホールでピンを返した後、コースにお辞儀をする」と実際の動画とハートの絵文字とともに伝えている。

 同じくカナダメディア「ザ・スコア」の公式ツイッターも「ヒデキ・マツヤマのキャディ、ショウタ・ハヤフジは18ホールのピンを戻した後、帽子を脱ぎ、コースに一礼する。何て瞬間なんだ」と紹介していた。(THE ANSWER編集部)