IBF世界スーパーフライ級王者アンカハスがV9成功 ボクシングのIBF世界スーパーフライ級タイトルマッチが10日(日本時間11日)、米コネチカット州で行われ、王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)が9度目の防衛に成功した。挑戦者の同級3…

IBF世界スーパーフライ級王者アンカハスがV9成功

 ボクシングのIBF世界スーパーフライ級タイトルマッチが10日(日本時間11日)、米コネチカット州で行われ、王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)が9度目の防衛に成功した。挑戦者の同級3位ジョナタン・ロドリゲス(メキシコ)に3-0の判定勝ち(117-110、116-111、115-112)。8回に“怒涛の10連打”でダウンを奪った動画を米メディアが公開すると、米ファンを「残酷」「これがボクシングを活気づける」と興奮させている。

 拳をとにかく振り回した。8回、アンカハスはコーナーに相手を追い込んだ。右フック、左アッパー、右、左と猛ラッシュ。最後は左が直撃し、ロドリゲスは膝から崩れ落ちてダウンとなった。フルラウンドで仕留めきることはできなかったが、判定で王座を死守した。

 猛連打の動画を公開した米スポーツチャンネル「ショータイム」の公式インスタグラムは「アンカハスの怒涛のパンチがロドリゲスをリング床に倒す」と投稿。米ファンから「素晴らしい戦い!」「若きマニー」「これはナイス」「両者とも見事だった」「こういう一戦がボクシングを活気づけるんだよ」「残酷」「なんという試合!! 彼らに特別ボーナスを」と注目を浴びている。

 同級には、WBO王者・井岡一翔(Ambition)、WBAスーパー&WBC統一王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)、WBA正規王者ジョシュア・フランコ(米国)が対抗王者として君臨。タレント豊富な階級で統一戦が期待される。(THE ANSWER編集部)