15日国別対抗戦へ、トゥクタミシェワが来日へ意欲 フィギュアスケートの国別世界対抗戦(15、16日、大阪・丸善インテックアリーナ大阪)を前に、ロシアチームの主将を務めるエリザベータ・トゥクタミシェワが来日に意欲を見せている。2014年グラン…

15日国別対抗戦へ、トゥクタミシェワが来日へ意欲

 フィギュアスケートの国別世界対抗戦(15、16日、大阪・丸善インテックアリーナ大阪)を前に、ロシアチームの主将を務めるエリザベータ・トゥクタミシェワが来日に意欲を見せている。2014年グランプリ(GP)ファイナル&15年世界選手権女王で、今年3月の世界選手権銀メダルの24歳。ロシアメディア「Sport24」が報じている。

 記事によると、トゥクタミシェワは6日にモスクワで行われたエテリ・トゥトベリーゼ氏のショー「Champions on ice」にゲスト出演し、インタビューに応じたようだ。「日本で行われる国別対抗戦に行く前のあなたの期待は?」の問いにこう答えている。

「私は楽しみに待っています。私はとても日本に行きたかったんです、そして今は首を長くしてこの大会を待っています」

 15、19年に続く3度目の国別対抗戦出場。プログラムについては「プランは世界選手権の時と同じです」と説明した。「これはショーか、勝たなければならない真剣な大会か」という質問には「まず第一にこれはやはり大会で、そこではいい演技をする必要があります。しかし、この大会はより陽気な雰囲気で行われます。なので、これは私の好きな大会のうちの一つです」と話している。

昨年新型コロナに感染も「今は万事OKです」と強調

 ロシアでは10代の若手選手が次々と台頭する中、24歳という女子フィギュア界では若くはない年齢で活躍を続けている。世界選手権のキス・アンド・クライでは感激の涙を流し、国内外のファンの反響を呼んだ。「日本にいるあなたのファンにいくつかの言葉を」と促されると、こう語っている。

「私は国別対抗戦で観客がいるのかどうか知りませんが、私はどんな場合でも、日本のファンの方がいなくてとても寂しかったですし、日本に行くのがとても嬉しいです。私は、自分の演技によって彼らを元気づけられることを願います」

 インタビュアーの「あなたは昨年新型コロナウイルスに感染しました、今はどうですか?」という問いかけに対し、「自分は軽い状態で新型コロナウイルスにかかったと再三言いました。今は万事OKです」と強調。日本のファンに魅力的な演技を届けるつもりだ。(THE ANSWER編集部)