クラブ・ブルージュで武者修行中のU-21オランダ代表FWタヒス・チョン(21)が去就に言及した。 チョンは左利きのウィン…

クラブ・ブルージュで武者修行中のU-21オランダ代表FWタヒス・チョン(21)が去就に言及した。

チョンは左利きのウィンガーで、2016年にフェイエノールトの下部組織からユナイテッドのアカデミーに移り、昨年1月にトップチームデビュー。しかし、2019-20シーズンも限定的な出番が続いた末、昨夏にブレーメンにレンタル加入した。

そのブレーメンで公式戦15試合に出場して1得点2アシストを記録したが、今年1月にレンタル契約を解消。そのままベルギーに活躍先の場を求め、クラブ・ブルージュの一員としてここまで公式戦9試合の出場で1得点4アシストを記録している。

今季も終盤に差し掛かり、決断のときが迫るチョンだが、今は目の前にある仕事しか考えていないようだ。『De Kraant van West-Vlaanderen』で時間をかけて考えていくと述べた。

「僕は段階的に見ている。来季のことを考え始めると、日曜日(11日)のアンデルレヒト戦に集中していられなくなる」

「ベストを尽くすしかない。そして、ゲームを楽しむこと。僕は常に笑顔でフットボールをすることを心がけているんだ」

「今の関心事は残り2試合とプレーオフだ。いずれにせよ、僕はそこで自分の力を証明していかないといけない」

「選択肢があるのなら、家で父や母と話し合う。プラスの面やマイナスの面を聞く。家族で解決していくことになる」

なお、タヒス・チョンとユナイテッドの契約は1年間の延長オプションを除くと、2022年6月末までとなる。