マスターズ初日、注目を集めた一打にマキロイは「狙って打ったからね」 米男子ゴルフのメジャー初戦、マスターズは現地時間8日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(7475ヤード、パー72)で開幕。メジャー優勝4度の名手ロリー・マキロイ(…

マスターズ初日、注目を集めた一打にマキロイは「狙って打ったからね」

 米男子ゴルフのメジャー初戦、マスターズは現地時間8日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(7475ヤード、パー72)で開幕。メジャー優勝4度の名手ロリー・マキロイ(英国)は初日4オーバーの60位と出遅れたが、まさかの一打で注目を集めた。自身の打球がコース脇を歩いていた父親に直撃。実際の映像を米メディアが公開すると、米ファンからは「どんな確率よ(笑)」「わざと?」などと驚きの声があがっている。

 誰も予想できなかった。7番パー4の第2打。マキロイは木の後ろからアプローチを打った。ボールは高く上がって落ちてきたが、なんとコース脇を歩いていた男性に直撃。少しよろめき、驚いた様子を見せている。何とこの男性は、マキロイの父親だという。

 実際の映像を米スポーツ専門メディア「ブリーチャーレポート」公式ツイッターが公開。「ロリー・マキロイがマスターズで、誤って父親に球を当てる」と投稿の文面で伝えたほか、米ヤフースポーツも「マキロイがミスショットを父親に当てる」との見出しを打って記事を掲載した。

 記事によると、マキロイは第2打を打った直後「ファーライト!」と叫んだようだが、伝わらなかったようだ。「グリーンの横に立っていた“ファン”は聞こえなかったのか、素早く動けなかった」「その“ファン”はロリーの父、ジェリー・マキロイだった」と伝えられている。

 英紙「テレグラフ」はマキロイのコメントを紹介。「自分のミスだと分かっている。彼(父親)のことを狙って打ったからね。彼はグリーンへの完璧なライン上にいたんだ」と語ったという。どうやら父親を目印に打ち、そこから曲げるつもりだったようだが「でも完全に真っすぐ打ってしまった。彼は大丈夫。足を引きずったりしていなかった」と話していたという。

 ボールが父親に直撃した映像には、米ファンから「“誤って”ね」「どんな確率よ(笑)」「えっ」「あらら」「おっと!」「クレイジーだ」「わざとじゃない?(笑)」などと反響が寄せられている。(THE ANSWER編集部)