試合直前に対戦相手変更も粘りのテニスで奈良くるみがベスト16入り4月7日、「ボ…
試合直前に対戦相手変更も
粘りのテニスで奈良くるみがベスト16入り
4月7日、「ボルボ・カー・オープン」(アメリカ・チャールストン/WTA500)シングルス2回戦で、世界ランキング162位の奈良くるみ(安藤証券)が、同168位のホイットニー・オシグウェ(アメリカ)と対戦。6-1、6-4のストレートで下し、ベスト16入りを果たした。
【画像】ボルボ・カー・オープン 4月8日のオーダー・オブ・プレー
予選2試合をストレートで勝利し本戦入りした奈良は、1回戦で世界152位のフランチェスカ・ディ・ロレンゾ(アメリカ)に6-2、6-2で快勝。約1年半ぶりにWTAツアーの本戦で勝利を挙げた。その2回戦、奈良は第9シードのマルケタ・ボンドロウソワ(チェコ)と対戦予定だったが、試合直前に相手が体調不良のため欠場。ラッキールーザーのオシグウェとの対戦が決まった。2017年に15歳2ヵ月で全仏オープンジュニアを制したオシグウェと奈良は、2018年11月に行われたITF8万ドル大会で対戦。6(4)-7、6-3、6-3の接戦の末、オシグウェに軍配が上がっている。
第1セット、第1ゲームでオシグウェのパワフルなショットを深いボールでつないで、しっかりキープした奈良。第2ゲームで相手のミスも重なりブレークに成功すると、直後のゲームでブレークポイントを握られながらもキープし流れを掴んだ。さらに、第6ゲームで2度目のブレークに成功した奈良が第1セットを6-1で奪った。
第2セットでも奈良は、高い弾道のボールをコート深くに集め、オシグウェのミスショットを誘う。互いにブレークした第7ゲーム、奈良が2本のブレークポイントを奪うと、長いラリーを制し、2度目のブレークに成功。その後、丁寧なプレーでこのリードを保った奈良が、ストレートで勝利を収めた。
試合後、奈良は「試合直前に相手が変わって、気持ちの面で少し難しかった。それでも今週、自分が良いのは、チャレンジできているところ。今日の相手にも負けてもいいから『自分のいいプレーをしよう』という気持ちを作り直せた。苦しい部分はありましたけど、終始落ち着いてプレーができました」と勝利の喜びを語った。
さらに、「クレーコートというのは、やり続けることが武器になるコートなので、自分も得意」と、ミスを少なくし持ち味である重いボールからネットプレーへの展開が作れていることが、今大会の好調につながっているとした。
勝利した奈良は、4月8日のコート1第1試合で第15シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア/世界38位)と対戦する。