マンチェスター・シティは、6日(火)に年次決算を発表。新型コロナウイルスによるパンデミックがクラブに与えた影響明が明らかとなった。スカイブルーのチームは、2019/2020シーズンに1億2,600万ポンド(約191億2,000万円)の赤字を…

マンチェスター・シティは、6日(火)に年次決算を発表。新型コロナウイルスによるパンデミックがクラブに与えた影響明が明らかとなった。スカイブルーのチームは、2019/2020シーズンに1億2,600万ポンド(約191億2,000万円)の赤字を計上した。この数字は、明らかにコロナウイルスの影響を受けている。
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イングランドのクラブは、UEFAからの放送権が1,800万ポンド(約27億3,000万円)、プレミアリーグからの放送権が4,400万ポンド(約66億7,700万円)を失ったことも赤字を計上する大きな原因となった。
クラブが公表したものは、2020年6月30日までの収支を数値化したものなので、昨シーズンのほとんどは計上されていない。これらの中には、例えば、レロイ・サネを4,500万ポンド(約68億円)でバイエルン・ミュンヘンに売却したことも含まれていない。また、2020年8月に終了した大会の再開に伴う収入もない。
同報告書で、クラブは2019年から2020年に計上されていない収入を加えることができれば、プラスになると見積もっている。ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)に関しては、UEFAが昨夏、全てのクラブが被る影響に対応するために対策の一部を緩和したため、今回の報告が影響することはないだろう。
この期間中、マンチェスター・シティは、トップチームの選手からすべての部門の従業員まで、規定の給与をすべて支払っていた。