現地4日、「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月23日~…

現地4日、「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月23日~4月4日/ハードコート)男子シングルス決勝で、第26シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド)と第21シードのヤニク・シンネル(イタリア)が対戦。フルカチュが7-6(4)、6-4で勝利し、マスターズ1000大会の男子シングルスでポーランド人初の優勝を達成した。【実際の動画】トロフィーが特異な形のためキスに苦労するフルカチュ

10代の選手として4人目のマイアミ大会決勝進出を果たしていた19歳のシンネルは、試合前に「フルカチュを左右に走らせたい」と話していたが、この日は強烈なショットがネットにかかることも多くリズムを作れない。そんなシンネルのミスを突いてフルカチュが第2ゲームを早速ブレーク。その後ブレークバックされ、5-5の状態でサービスゲームを逆に奪われたものの、直後に奪い返してタイブレークに突入。タイブレークでもポイントを先行し、第1セットを取ることに成功する。

第2セットに入ってもフルカチュの優勢は崩れない。第1ゲームと第3ゲームをブレークすると、粘るシンネルを振り切って勝利を手にした。

24歳のフルカチュにとっては今シーズン2つ目の優勝。1月の「ATP250 デルレイビーチ」を制覇していた。通算では3つ目のタイトルとなる。

「サーブする時、ボールのスピードが遅いと感じた。ヤニクはリターンがうまいから、大変だったよ」

「去年、ここで半年くらい過ごしたんだ。春から夏にかけての暑い時期にここで練習していたことが、ここでの厳しいコンディションの中でプレーすることに役立ったみたいだね」

フルカチュとシンネルは3月の「ATP500 ドバイ」でペアを組んでダブルスに出場しており、今回は友人同士の対決としても注目されていた。試合後、敗れたシンネルは親友を祝福。

「ホビ(フベルト)、1週間以上にわたる戦いをお祝いするよ。君が持つ才能が存分に発揮されたね。僕にとっては、君の人間性の素晴らしさがより誇らしい。君はツアーで最も親しい友人だ。よければまたダブルスに一緒に出場しよう」

フルカチュは今回の優勝によって、4月5日付けの世界ランキングで37位から16位へとランクアップ。初のトップ20入りを果たすことになった。準優勝のシンネルもキャリアハイの23位となる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 マイアミ」決勝でのフルカチュ

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)