サウサンプトンは4日、プレミアリーグ第30節でバーンリーと対戦し、3-2で勝利した。 インターナショナルブレイクが明けて…

サウサンプトンは4日、プレミアリーグ第30節でバーンリーと対戦し、3-2で勝利した。

インターナショナルブレイクが明けて2週間ぶりの再開となったリーグ戦。中断前のセインツは、リーグ戦では2連敗していたものの、FAカップではボーンマスを下し準決勝に進出している。

FAカップのため、第29節が後ろ倒しとなったセインツにとっては、リーグ戦は半月ぶり。南野がベンチスタートとなった一戦は、開始30秒でバーンリーはウッドが、2分になる前にセインツはアームストロングがシュートを放つなど、互いに攻撃的な入りを見せる。

堅守速攻を見せるバーンリーは12分、ピーテルスがボックス左でウォーカー=ピータースのスライディングタックルを受けたプレーが、VARで確認した結果PK判定に。これをウッドが決めて、アウェイチームが先制した。

さらにバーンリーは28分、チームの真骨頂となる攻撃を見せる。最終ラインからのロングボールをターゲットマンのウッドが頭で落とすと、拾ったヴィドラがボックス手前からシュートを突き刺し追加点。非常にシンプルな攻撃で2点目を挙げた。

しかしセインツも食らいつく。31分、敵陣中央でボールを持ったウォード=プラウズが縦パスを入れると、ボックス手前でイングスがワンタッチで背後へ落とす。これに連動していたアームストロングが反応し、ペナルティアークからダイレクトでシュートを流し込んだ。

これで1点差としたセインツはさらに42分、右サイドバックのウォーカー=ピータースが縦に足の長いミドルパスを差し込むと、DFと入れ替わったイングスがボックス右に侵入。キックフェイントでスライディングタックルをかわし、最後はGKの股を抜くシュートで同点に追いついた。

この勢いのまま、セインツは後半も攻め立てる。60分にウォード=プラウズのボックス外からのミドルシュートがクロスバーを叩くと、63分には、同じくボックスの外からアームストロングが放ったシュートがGKポープを強襲。

まだまだイングランド代表GKを休ませないセインツは、66分にカウンターからウォルコットが持ち上がり、パスを受けたイングスがボックス内からシュート。ここはポープがファインセーブを見せたものの、こぼれ球を拾ったウォルコットがボックス右からクロスを上げると、レドモンドがダイレクトボレーを叩き込み、ついに逆転に成功した。

奮闘する攻撃陣に対して、こちらは元イングランド代表GKフォースターが魅せる。78分にボックス手前左でウッドが放ったシュートを横っ飛び左手一本で掻き出すと、81分にはクロスに合わせたウッドのヘディングシュートを至近距離でストップ。立て続けの連続スーパーセーブでチームを救った。

その後、セインツは3枚の交代カードを使い切ったが、今日は南野に出番なし。86分にイングスに変わって入ったアダムスが試合終了間際にGKと一対一となる場面が訪れるが、シュートは左に外れてしまい4点目ならず。それでも3-2の逆転勝利を収め、リーグ戦3試合ぶりの白星を挙げた。